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2013年3月

2013年3月12日 (火)

あれから2年

昨日は、3月10日のコンサートの残務整理終わらないまま、修二会の「日中」の行を聴聞。続く「日没」はあきらめて、2時半からの大仏殿での東日本大震災物故者二回忌法要に参列させていただきました。

あの日を境に、わたし自身の運命も激変。

あの日の晩、避難していて東京文化会館のロビーで、(原発も爆発してしまうようだし。。。

地震も、なんだか様子が変。。。

いつになったら揺れが止むんだろう。

もしかしたら、わたしは死ぬのかな?

ここで? 

他の場所で?  

でも、もし、生きていられるのなら。

残された時間、自分はこれから、何をしたい?)と必死で考えました。

今、その答えを少しずつ、実践しています。。。

奈良に越してきて、5月で2年が経過します。

ようやく、生活の足場ができつつあります。

今年はもっと演奏や指導、普及や啓蒙活動に専念できそうです。

そして、雅楽界とその他の世界との絆づくりにも。

Project Etenrakuは雅楽と世界をつなげる夢に、昇華させていきたいと思っています。

そのエネルギーが復興へと繋がっていくことを信じています。

3月10日 京都足踏みオルガンの会での署名活動

3月10日、毎日新聞社京都支局のホールにて行われた、「足踏みオルガンの会」での署名活動、無事終了です。

今回は田中多佳子先生が、「リードつながり」ということで、第1部のお話のなかで、雅楽の篳篥のことから、鵜殿のヨシ原についても、取り上げてくださったこともあり、お話がつなげやすかったです。

演奏会終了後の反省会では、「リードオルガンと篳篥と雅楽のコラボで演奏会を開いて、署名も集めたら?」などというお話も出ました。

楽しそうです

鵜殿のヨシ原に、たくさんの「関心」と「元気」を集めたいと思います!
鵜殿と雅楽に愛を!

http://www.save-udono.com/

↑すみません、まだリンクの仕方がわからず。。。リンク先に飛べないバナー。

2013年3月 4日 (月)

南都楽所さんとの対話

昨日は「SAVE THE 鵜殿ヨシ原〜雅楽を未来へつなぐ〜」実行委員会主催で、「関西方面での説明会」が生駒市にて行われました。

今回は主に、「呼びかけ人」対象、ということで、鵜殿ヨシ原研究所の谷岡さんとわたしで、鵜殿のことや署名活動のこと、またSAVE THE 鵜殿ヨシ原のことなどをお話させていただきました。

ただ、今回は天理大学の雅楽演奏会がぶつかっていたこともあって、ご参加は南都楽所さんのみ。。。

ですが、こちらからの一方的な説明会ではなく、南都楽所の皆様も積極的に質問を投げかけてくださり、今回同席された中川実行委員長とのお話もはずみ、貴重なお時間となりました。

始終温かな雰囲気のもと、予定の時間を大幅にオーバーしながら、閉会。

個人的には、南都楽所さんは東大寺さん、そして春日大社さんでの雅楽を司っておられる、あこがれの団体です。

近年、東京の国立劇場で南都楽所さんの公演があったときに感激して、ブログに書いていたな。。。と思い、探してみました(2009年6月)。

https://sho3ku.cocolog-nifty.com/blog/2009/06/post-f31c.html

東京、奈良、大阪、京都、、、それぞれの地域で、それぞれの個性豊かな伝承が続いているのも、雅楽という芸能を豊かにしている、大きな特徴なのでは、と思います。

それぞれが安閑としていた訳でなく、それぞれの地域での危機の時代があり、さまざまなご苦労があったと思います。

でも、その根幹にある、篳篥のリードの材料の調達が、できなくなるかもしれない、いえ、このままでは間違いなく、調達できなくなる、というお話をさせていただきました。

日本「全国規模」の危機です

わたしは、「笙吹きだから、篳篥のこと、関係ないっ」、、、と言ってしまうこともできるんです。

意外と多いのです、「どうせ、そんなことやったって、無理無理、がんばったってだめだよ」とおっしゃる、、、

篳篥吹きの人!

でも、、、今までずっと聴いてきた篳篥の名演奏や、また、そうでない演奏も(笑)、鵜殿のヨシさんたちが、人間とのコラボで奏でてくれている、、、と思うと、やっぱり、、、わたしは、鵜殿のヨシの音、好きだなあ、、、あと100年、そして1000年後も、鳴っていて欲しい、と思います。

応援してください、鵜殿のヨシ原!

長時間に渡っておつき合いくださいました、南都楽所の皆様、本当にありがとうございました! また会場ご準備など、裏方でせっせと働いてくださった、SAVE THE 鵜殿ヨシ原実行委員会の皆様、お疲れさまでした!

千鶴さーん、、、ほんと、お茶とお菓子とイチゴ、おいしかったわ〜
ありがとう〜。

2013年3月 3日 (日)

雅楽の教養研修会でのお話

昨日は京都・松尾にて、京都府神社庁様主催の、「雅楽の教養研修会」というところでお話をさせていただきました。

講演内容は、鵜殿のヨシ原について。

若いかたも多く、真剣に聴いてくださっている雰囲気が伝わってきたので、わたしもお話に熱がこもりました。

講演講師はわたしを入れて3名。

会場は30名弱ぐらいお集りだったでしょうか。
若宮おん祭りのお話(感動!)や楽器製作のお話など、バラエティーに富んだ内容で、もっと宣伝されればいいのになあ、、、と思いました。

最後は、参加者全員で還城楽を奏楽。

そのとき、窓の外では、明るいなかを真っ白な雪が舞い始め、松尾大社の杜が、白い光に輝き始めました。

まるでタルコフスキーの「ノスタルジア」の映像のなかに、すっぽりと入ってしまったようで、しばし見入ってしまいました。。。

不思議なことに、還城楽奏楽のうちに雪はどんどんひいてきて、終わるころにぴたりとやみ、最後には西日が照り映えていました。

わたしのお話は、あちこちにとびましたが、1時間ほどのお時間をご清聴くださいました皆様、本当にありがとうございました! 

さて、今日は生駒市でも鵜殿のお話をさせていただきます!

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