大洞院春コン&ギャラリー Ten→Sen(ギャラリーテンセン)コンサート、無事に終わりました
4月2日、3日と2日間にわたって行われました、アコーディオン(岩城里江子さん)、マリンバ(藤本亮平さん)、笙&ライブルーピング(伊藤えり)のコラボコンサート。
無事に終了いたしました。
記事が久々に長いので、先に謝辞を・・・
今回の春のコンサートにお招きくださいました、大洞院のご関係者の皆様(特に三坂様、三谷様)、集客やご準備に関わってくださった皆様、ギャラリーTen→Senのオーナーのつぢ様、そしてスタッフの皆様、両コンサートにご来場くださいました皆様。
そして何より、ここ数ヶ月に渡り、わたしとのコラボのためにさんざん苦労させられた(おそらく・・・💦)、アコーディオンの岩城さん、マリンバの藤本さん。
どうもありがとうございました!
おかげさまで無事に2日間、終えることができ、そして無事に奈良に戻ってまいりました。
心より厚く御礼申し上げます。
さて、今回は、昨年、流山市の森の美術館主催「森かずお写真展」(回顧展)で、生前にお世話になった森さんのために演奏させていただいたのですが、その際に大洞院様のご関係者から2022年の「春の寺コン」での演奏のご依頼をいただきました。
「ひとりではなく、できればふたりで」とのことで、その会場にいらしていた岩城里江子さんにコラボをお願いし、ご快諾を得ました。
その岩城さんが、さらに一緒に活動をされている藤本さんに声をかけてくださって、、、というのが今回のコラボの発端です。
(石井雅子様 写真提供)@大洞院、柏市
雅楽器を奏でる飛天や雲中供養菩薩様に囲まれての演奏。。。
リハのときからワクワク♪
岩城さん、藤本さんたちの手慣れたアレンジのポップスから民謡、そして岩城さんオリジナル曲に、笙が色を添える形でお楽しみいただきました。
加えてわたしからのリクエストで、定番・サティのジムノペディ、そして今回のドビュッシーは亜麻色の髪の乙女、そして伊藤オリジナル曲、ループマシンによる即興。
伊藤オリジナルは1月に前川典子先生にヴィブラフォンで演奏していただき、笙もほぼ即興、尺八の松本太郎さんに完全即興でお入りいただいた曲です。
マリンバとアコーディオン(やはり即興)、笙、という編成でも、またヴィブラフォンとは異なるとてもユニークな響きの曲ができあがり、、、これはこれで、感激しました。
雅楽的な感覚って、洋楽の感覚とはだいぶかなり異なり、ときには真逆(!)であることが多いので、普通の音楽用語では指示できず、お伝えするのに苦労しましたが。。。演奏するほうはそんな苦労より、はるかに大変だったと思います。
特にテンポに関して雅楽調に揺るがせたい部分は、説明すると、「ええっ」とびっくりされていましたが・・・
お二人ともとにかくセンスと勘がよいので、すぐに雰囲気を感覚的に掴んでくださり、わたしが意図した以上に素晴らしい感じに仕上がりました。
起源も発生した時代もばらばらな三つの楽器が集って、世界を旅するようなコンサートが出来上がったのでは、と思います。
そして当日、中学のときの同級生が会場に来てくださり!
あまりにも変わっていなくてびっくりしました!!!
松さん!(ああ、一緒に写真を撮ればよかった!!)
まるでタイムスリップしてこられたような雰囲気で、、、なんだか、昔話をしているうちにふたりとも中学の制服姿で話しているような気持ちになりました。。。
空間ではなくて、わたしは時間のなかを旅したといいますか😃
自分が育った場所の応援って、、、ありがたいなあ、、、
父がどこかで、ご縁を引っ張ってきてくれたのかなあ、、、
そんな気がしました。
そして、翌日3日はガラリと雰囲気が変わってギャラリーでのコンサート。
せっかく奈良から来られているのだから、、、もう1日、、、とこの場での演奏に、岩城さんが声をかけてくださいました。
(笑満ちる様 写真提供)
松戸駅徒歩数分の暖かな優しい雰囲気のギャラリーTen→Sen(@松戸市)。
2日目、ということもあって、わたしたちもよりリラックスして演奏することができ、さらに会場の自然な余韻のある残響にも助けられて、1日目とはまた変わった雰囲気で演奏を終えることができました。
会場は下記展覧会の会期中・・・・
「遠い記憶の中の街 廣田美耶子 銅版画 作品展」
https://www.ten-sen.net/posts/32670470
ギャラリーオーナーさんの急逝されたお母様の作品展。
異国の風景のなかで、やはりさまざまな国のさまざまな時代のさまざまなジャンルのさまざまな音楽を・・・さまざまな楽器で奏で、やはりお客様とともに「旅」するような雰囲気になったのではないでしょうか?
暖かくて懐かしい雰囲気はなんとく、絵本の挿絵のようでもありました。。。
会場では連日、さまざまなイベントが行われるようで、お母様へのにぎやかな、そして心のこもったご供養、なのだろうなあ、と思いました。
心地よい空間では音も心地よく響くことも多い・・・もちろん物理的な音響設計が大きいのですが、人の想いが共鳴し、空間に漂うとき、そこに音楽という空気の振動はレゾナンス(共振)を起こしやすいのでは、と思います。
演奏者ともども、ご来場のみなさまと楽しい時間を過ごさせていただいたように思います。
岩城さん藤本さんのMCでもありましたように、大地を支えるマリンバ、横にと音が広がるアコーディオン、そして天上へと上へ音が立ち上る笙。
笙、篳篥、龍笛とはまた違った3者の、現代的な音楽が出来上がったように思います。
終演後、濃い2日間を過ごさせていただいて、3人でサイゼリアでお茶をしながら、なんとなく去り難かったです😢
また何か、どこかで、数曲だけでも、再演できるといいね・・・なんてお話をしていました。
岩城さんは天性のメロディーメーカー、アレンジも独特のセンス、何より強力な笑顔と、豊かなハートの持ち主。
笙の音が大好きとおっしゃってくださるだけあって、笙風の音から始まる曲あり、また笙で自然に入れる曲もたくさん作っておられ、さすが!と思いました。アコーディオンを抱きかかえた姿が、こんなに絵本の絵のなかに収まるような感じで、サマになる人はそうそういません。。。紡がれる音の世界も、まさにそんなイメージ。1音1音に歌心が感じられ、心が震えます。
ここ数年は占星術とご自身の音楽を組み合わせたさまざまな活動をされていて、まるで「夢の水先案内人」のような人です。
低音域から幅広い音程で全体を支えてくださった藤本さんは、大きな迫力ある音はもちろん、「亜麻色の髪の乙女」のときのピアニシモの柔らかな木質の音の繊細さなど、本当に素晴らしかったです。倍音系の楽器として数年前からとても好きな楽器だけに、たくさんの演奏を聴きこんでいるのですが、言ってみれば単純な木の「打撃音」でこれだけの豊かな表現ができるのは、藤本さんの感性と、岩城さんとのコラボで鍛え上げてこられた表現力、なのだろうな、と思いました。。。
さてさて、ご心配をおかけしているわたしの体調は相変わらずアップダウンが激しいものの、
1、糖質をとりすぎない(炭水化物含む)
2、きれいなお水をたくさんとる(食前食後は控えて)
3、疲れすぎない運動
4、クルクミン、マグネシウム、MSM、ビタミンCをなどなど適度にとる
5、本格的に調子が悪い時は軽いファスティング
6、小麦はもう出来る限り、「食べられるようになる」などと思わないで極力避ける
7、たんぱく質と脂質は胃腸の負担にならないように、適宜とる
8、歯はできるだけきれいに。口腔内の雑菌が増えすぎもよくないけれども、殺菌してしまうのも、どうもバランスとしてよくないらしい。
9、普通の外食もOKだけれども、オーガニックな食品からの栄養摂取は、はできれば探したい、続けたい
10、夜は疲れていたらどんなに早くても諦めて休む。
朝は、どんなに頭がぼんやりしていても、どこかにコーヒーを飲みに行く。動くことと、カフェインでとにかく目を覚ます
11、質のよい人参ジュースをとにかく、飲む(特にファスティング時など)。そうすることで過食が防げます。
などの対応でかなり良くなることに気がつきました。
食事と生活習慣で、9割以上の病気は治すことができる、、、ということは、本当に、本当のようです。
ですが、長年の習慣を変えることが、こんなにも大変とは。。。大げさではなく、生き方を変えることにつながっているのですから、まさに一進一退です。
体が本当に指向していく方向性が、頭でなく、感覚でわかるようになってきて、、、今年花粉症が軽いのもそのおかげ、重度の歯周病が軽くなってきているのもそのおかげ。
そしておそらく、わたし自身が本当に抑え込んでいた自分自身のやりたいことをやり始めたことも、回復への道とつながってきているように思います。
伊藤えりの「ナカノヒト」(笑)がようやく表に出てこられた感、アリ。
わたしはやはり、昨年のプラネタリーライブで発現した、「天然宇宙」のヒトです(笑)。
そしていろいろなことが静かに、動き始めています。。。
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