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2020年11月25日 (水)

わかる人にしかわからないと思うけれど。。。

少し、専門的なお話。

和楽器、雅楽器含め、生の音には、「制御できない、コントロールできない」面白さというものがありまして。

洋楽器のなかにもあるけれど、和楽器、雅楽器はそれが顕著。
でも、そういったものをできるだけコントロールして聴かせようとするのが今の音響技術(最近は意図的にその方向を目指さない人もいるけれど、まだまだ少数派らしい)。


わたしは、音が多少、暴れている感じが好き。

 

ライブ配信のなかには、多分、暴れるというか、暴走を恐れてきっちり管理されすぎているものもあるように思う。

いろいろ聴いているけれど、そういう音を聴くと少しがっかりする。
趣味の問題です。もちろん。。。

すごく難しいのだと思う。
ライブ配信と通常のPAや録音はまた違う、ということを10月31日の自分のライブ配信リハで思い知った。。。

わたしの無茶苦茶な要望にも答えくださった島田さん、再度感謝。


31日のライブ配信は編集、ミックス後、有料・無料(プラットフォームにより異なります)にて再度公開予定です。

年内公開予定です。

どうぞよろしくお願いいたします。


 

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2020年11月 9日 (月)

体調に関して・・・

Facebookには書きましたが9月、藁をも掴む思いネットで見つけ、通い始めた治療院の治療がぴたりとはまったようで、ぐんぐんよくなっています。

今、出されていたサプリの大半がストップされたので(期間限定で飲みます)、不安だったのですが、調子はよいです。

ただ、「完治」「治った」というと、自分のなかではぴんと来ないものもあります。

体はいつも揺らいでいて、完成形の「治癒」ってありえないと考えています。

振り子のように前後左右に振れたり。

今は、「いいほう」に振れていく感じ。どう振れていくかは、今後次第。


半年ぐらい様子をみないと、本当はどうなるのか、わからない。

慎重にしながらも、先日は、2年ぶりに普通のパンを食べてみて、異常が出なかったので、ほっとしています。


すごい。。。パンが食べられたΣ(゚д゚;)

わたしが受けている治療法↓

フィシオエネジェティック
https://www.physioenergetic.com/about

東京や大阪でもこの治療法を取り入れているところがあるようです。

わたしが今お世話になっているのは、

「そまと 自然療法院」
https://somato.biz/

「自然療法院」といっても、先生はものすごく勉強をされていて、日本でもごく一部の病院でしか知られていない病名や症状の話をしても(2年間、わたしも相当勉強しましたから・・・)すぐにご理解され、説明してくださるので、驚きました。

こちらではフィシオエネジェティックだけでなく、オステオパシーなどさまざまな治療法を組み合わせて、わたしの体にあったサプリやホメオパシーのレメディーなどを処方してくださいます。

具体的には、わたしの場合は胃腸内にはびこっていた「カンジダ真菌の除去」(これは病院の検査でも指摘されていました)が特に効果が大きかったように思います。

ただ、除去に使うサプリは、杓子定規に出されるのではなくて、丹念にわたしに合うものを調べて、処方(というのか)、1日何錠とか、何日間飲むか、なども検査をしてから決まります。

https://somato.biz/method/

千以上もあるというサンプルがまたすごい。。。

慢性疾患でお悩みのかたは一度受診されてもいいかも。。。

もちろん、合う合わないは個人差が大きいと思いますので自己判断で。







 

 

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2020年11月 8日 (日)

Facebookの記事からのコピーです。

 フェイスブックの記事を普通に埋め込んでも、お読みいただけないかたがいらっしゃるみたいなので、そのままコピーします。

10月31日に、ご共演ださった岡部洋一さんの記事をシェアして、それに対して書いたものなので、後半に岡部さんの文章もコピーします。

岡部さんの記事の的確なことと、共演ミュージシャンへの慈愛に満ち溢れていることといったら!
慈愛ってちょっと大げさかもしれませんが、共演させていただいた側には、ずーんと響くものがあります。
(写真は、PCにダウンロードしてアップロードして、という手間が時間がかかりそうですので、省略!また映像編集などが終わって再度公開するときにどうぞよろしくお願いいたします)。

*******Facebookより*******11月8日付記事から

ちょうど1週間が過ぎました。

京都からの無観客ライブ配信。
この日のスペシャルなゲスト、岡部洋一さんがFacebookの記事で見事に、端的に、まとめてくださっているので、シェアします。
個人的には、ここ12年ほど、やりたくてもやれなかったこと(機材が当時はまだなかった、やりたかったけれど、共演者、共同作業者に伝わらなくて実現しなかった、わたしの経験値が低くて実現に至らなかった、などなどで)を総括的に盛り込むことができたライブでした。なんとか。ぎりぎりで。
思い起こせば、構想は、やっぱり12年ぐらい前から、あったのです。。。しつこいといえば、しつこいなあ、自分。
でも粘った甲斐あっての、今回のライブ。
例えば、笙にとってより好ましい響きの会場でのライブ多重録音、アンビエント系、エレクトロニカ系、カオス系(?)。パーカッシブな音とのコラボ、無国籍風、大陸風(特に今回は、決して和風にならないこと)、きわきわのところで雅楽的拍子感を活かすこと。
「どの程度」実現できたかはさておき、とりあえず全部盛り込むことができたのは、共演者のおふたりのお力と、音響の島田さんのおかげです。
ようやく、この響きが、得られた・・・と、いただいた音源を聴いて、ちょっと心がじわっとなりました。カオスの部分もありましたけれど(笑)、ああー、これが自分がずっと欲しかった音だ、と。もちろんまだまだ、改善の余地もあるのですが、間違いなくわたしの音だと言える音になりました。
今回、特筆すべきは、三浦元則さんの大篳篥での即興演奏。
なんというか、あのホールをうまく鳴らしながらループをうまく使われていて、至福の響きを実現されていました。
ヤン・ガルバレクのOfficium の世界にも似ていて。
ああ、でも中近東のモスクのなかで聴くお祈りの声も、こういった感じで響くのではないかと思ったりして。。。まさに無国籍。
これまで長いお付き合いながら、古典での三浦さんの演奏しか、ほとんど知らなかったので、かなりの衝撃でした。。。
(あとで、録画を観ていたら、わたしがMCで、三浦さんの即興演奏、ということをきっちり言っていなくて、、、わたしが作ったみたいな発言になっていて、滝汗・・・三浦さん、大変失礼しました!わたしが作ったのはベースになるいちトラックのみ、あとは三浦さんのループマシンを使っての完全即興です。)
3日間の映像公開を見逃したかたのためにも、当日録音した音をミックスしてさらに良い形でお届けする予定です。
音源だけにするか、さらに編集を加えた映像にミックスした音を加えての公開になるかどうかわかりませんが、一部有料、一部無料でお届けします。
映像がまた素晴らしかった。。。
オープニングがすごくよかったです!とご覧いただいていたかた数名からすぐにメールをいただいたのですが、演奏している本人はどうなっていたのか、わからなくて。。。
帰宅してから改めて確認し、「おおっ!」と思いました(笑)。
古木さん、牛久保さん、素敵に撮影してくださって、感謝です。
関わってくださった皆様、ありがとうございました。
伊藤の無茶振り、12年越しの夢の実現に応えてくださって、お疲れ様でした。。。
今後も、さらなる発展系を考えて、ライブを続けていきたいと思っています。

********Facebookより岡部さんの記事*********11月1日の記事から

本日は伊藤えり無観客配信@毎日新聞社京都支局ホール。
丸太町通にある新聞社の最上階、アーチ型のスペースは、京都東山を一望する絶景。
昨日は到着直後にダブルレインボーがお出迎え。
トンネルみたいな断面だから、音の響きも独特。しかもガラスのタイル、って言ってもわからないよね、写真のようなカンジのガラス面を背負っての演奏、そこに反射した音が背後から聴こえてきて、とても面白い音響空間だった。楽器によって反射度合いが違って、タブラはほんとに背後から聴こえてくるような音像。かといって位相がメチャクチャ、というのではなくて、生音でもモニターできる響きかた。
笙も篳篥もよく鳴る。とくに大篳篥、という4度低いピッチの楽器は、日本の楽器というより、シルクロードの始点から終点までの音楽要素を俯瞰しているような、グローバルな音色で、とても興味を引かれた。三浦さんの演奏も素晴らしかった!
雅楽というと装束つけて神前結婚のときに演奏されるヤツ、みたいな印象を持っているひとも多いかもしれないが、実際は1000年前の音楽が、きちんと体系付けられて、とってもモダンな旋法でもって雅やかに再現され続けている、世界的にも珍しい音楽だ。
リズム、というのとは違う次元の間の取り方、どうやってコラボしようか、なかなか難しい演奏になったが、とても楽しかった。
伊藤さんのループマシンを駆使した奏法も、笙のもつ倍音をより際立たせる、面白いものだったし、即興演奏なんだけどベッタリ音で埋まることもなく、終始風通しの良い音楽であった。勉強になった。
アーカイブ、明後日まで残るようです。投げ銭も、ぜひ!
演奏後はヤキニク甲、で美味しい焼肉。ワインも安い。

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2020年11月 4日 (水)

試金石

コロナ自粛期間以降、ミュージシャン含むクリエイティブ系の人たちがものすごくセンシティブになっているような気がする。
 
感覚がぴりりと立っているというか。
 
良くも悪くも。感度が良すぎると辛いし。
 
時に軋轢を生むかもしれないけれど、概ねいい方向に向かっているように思う。
 
自粛期間の世界的な緊張感のなかで、感覚が研ぎ澄まされたのでは?
 
試金石的な年、なのだろう。。。

世界的な規模で。

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2020年11月 2日 (月)

無料公開は3日13時半まで!お見逃しなく!

文化庁 伝統文化継続支援事業の補助を受けてのライブ生配信。

 

無事に終了いたしました。

 

終えてからようやくYouTube全体を見ることができましたが、演奏もさることながら、映像も音響も素晴らしいです。


無料配信期間が明日3日の13時半までなので、少しでもご覧いただけたら、と思います。
長いですが、早送りしてでも。

わたし自身、ルーパーでのパフォーマンス、かなりやりきることができました。

 

三浦さんが出色の演奏をされています!

この人、こんなに「普通に」天才だったのか!Σ(゚д゚;)
さらっとやってのけられた、驚異的な即興演奏で、あとで映像で見直してみても鳥肌ものでした。

 

岡部さん、最高です!
どこをとってもすごかったのですが、特に後半のわたしの即興は、やはり岡部さんあっての演奏でした。
ご無理をお願いしてきていただいて、ほんとうによかったと思っています。

即興は時間制限がなければ、おそらく倍ぐらいの長さで演奏していたと思います。

できましたら、チャンネル登録、コメント、高評価などなど、どうぞよろしくお願いいたします。

もちろん投げ銭、ご寄付も。。。

ところで、配信の最後に、「皆様、ご視聴くださいまして、ありがとうございました」を言い忘れて、かなり暗くなっているわたしです🥵

他にもいろいろとトークに関しては、消し去りたい部分多数。。。嗚呼。
まだまだ修行が足りません。。。

 

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