わたしの基準となっているのは・・・
雅楽の元々の流れには京都方、奈良(南都)方、大阪方というのがあって、、、と言う話は何度か書いてきました。
それが明治の世になって天皇家が東京に出たことで、三方の楽人も東京に移動。
三つの派が合同でやっていこう、ということになったのが今の宮内庁楽部。
その後150年ほどが立って、昭和の最後のころと平成の最初の頃の楽部の演奏と舞に、一番影響を受けていると思います。
そしてその流れを汲んでいる演奏と舞。
雅楽は流派・・・ほどではありませんが、やはり微妙な違いはあります。
そういった違いがあって当然かと思います。
ですので、わたしがいろいろ書いていることは「正しい・正しくない」ではなく、「こういうことがあります」程度のこと。
いっとき、他の先生に指導を受けたことがあるかたや、他の団体に所属しているかたのお稽古をお断りしていた時期もありました。
わたしがお教えしている笙の吹き方が、その「団体」の雅楽合奏の演奏に合うかどうか、わからないからです。
最近はそのあたりはもっとおおらかにしています。
もっと、基礎的な部分で習いたい、というかたもいらっしゃるのと、洋楽的な説明も加えて習いたい、というかたもいらっしゃるので。
「笙・・・演奏に関して」カテゴリの記事
- 教え方あれこれ(2022.03.05)
- 調子は。。。(2020.03.09)
- 別の管楽器のクセ!?(2020.02.25)
- わたしの基準となっているのは・・・(2020.02.12)
- 姿勢(気配を読むために)(1)(2020.02.12)
「備忘録」カテゴリの記事
- ふと思う・・・即興の魅力について(2022.06.17)
- 盟友の死を悼むーーー佐々木冬彦さんの訃報に接して①(2020.12.16)
- 転機ーこの頃思うこと(2020.10.13)
- 備忘録に忘れ物・・・(お詫びの上追加します)(2020.08.10)
- 備忘録!2019年の記録(プロフィール作成のための)(2020.07.01)
コメント