別の管楽器のクセ!?
今日、5、6年ぶりにお稽古に来られたかた。
子供の頃から吹いておられ、割とよい合奏の機会に恵まれていらっしゃるので、唱歌がすごく上手。
最初にいらした頃は、ちょっと妙な癖がついていたのが、その癖が抜けてくれたのです。
ここ5、6年で、大変雰囲気のよい唱歌になり、聴き惚れました。
「耳」の環境に恵まれていらっしゃるのでしょう。
ところが吹くほうは、(あれあれ?)というくらい妙な吹きグセが。
数年前から気にはなっていて、ご注意は申し上げていたのですが。
特に調子はゆーらゆら、ゆーらゆら、体が乗って、動いてしまう。。。
また、体の使い方が、見覚えのある使い方。。。
これは、何か別の管楽器をやっている人の動かし方だ、とぴんっ!ときて。
↓こちらの記事も参照。
https://sho3ku.cocolog-nifty.com/blog/2020/02/post-c915b9.html
↑(ちなみに今日いらしたかたは、気替えはきれいでした)
伺ってみたところ、案の定。
以前お教えした、別の管楽器経験者と、ほぼほぼ同じような肩の動かし方で、正直、びっくりしました。
こちらも、「この数年」で、この妙な体のクセ、何人かの生徒さんに共通していたので、「発見」できたことです。
すぐにピンときたわけです(笑)。
体で覚えてしまっている吹き方なので、なかなか抜けないとは思いますが。
音感はすごくいいかたなので、なんとか抜けてほしいな、、、と思っています。
たかが、体のクセ、と思われるかもしれませんが、
どうも「音に対する、掴みかた」というか。。。
やはり、体の使い方で雅楽の中核をなす、音の捉え方ができなくなっているように思うのです。
体をくねらせながら、書道をする人、いないでしょ?
そんな違和感です。


















