8月の動向
8月は久々に10日以上、奈良を留守にしていました。
東京での笙教室&発表会に加えて、伊東にある「ヒポクラティックサナトリウム」にてファスティングをしていたからです。
まず東京入りして数名、生徒さんを指導してから伊東へ。。。
今回は3泊4日。
フレッシュな人参ジュース断食。ヨガのレッスンなどもあり、充実していたのですが、わたしはよほど疲れていたとみえて、やたら寝てばかり。
それと、ジュース以外には生姜湯紅茶が飲み放題、でしたが、実はわたしは紅茶が苦手。。。
それでも普段はコーヒーをよく飲むので、紅茶を飲んで我慢。。。
これが結構胃に負担だったようです
サナトリウム内は何棟か建物があって、鳥小屋、リス小屋、うさぎ小屋なども。。。
日曜日の朝は石原結實先生の講演会。
何十年とほぼ休むことなく、毎週必ず東京からいらして、公演を続けていらっしゃるのだとか。抱腹絶倒の「石原節」に(途中本当に歌も歌われます!)、気持ちも明るく、前向きに。。。
こちらのファスティングと石原先生の指導で末期がんが治った人もたくさんいらっしゃるようです。
今、父がお世話になっている、椎貝クリニックもそうですが、医療界の常識、みたいなものに疑問を呈し、自分独自の治療を編み出す先生、今後増えてくると思います。
何より、「予防医学」、まず病気にならないという発想。
2025年問題のお話(この年から、「後期高齢者」が爆発的に増え、日本の健康保険の制度が破綻する、ということ)、どうなってしまうのかわかりませんが、自分の身は自分で守るしかなさそうです。
日本の医療も変わってくるだろうと思います。
ファスティング、次回は紅茶なしで、チャレンジしてみたい。。。
その後東京に戻り、再びお稽古。
東京は奈良より涼しい🎶 夜もよく眠れました。
大好きなネコ神社。。。三光稲荷神社さんもお参り。
ネコさんがいなくなったら、こちらへ。
昔むかし、京都の歌舞伎の役者が願をかけて(注・失せ猫祈願にあらず!)、その後願がかなって成功されたそうです。
お江戸の町にこんな神社さんがあるなんて。
この界隈は特に、ビルの谷間に小さいお社が点在しています。
日本という国はやはり不思議の国です。。。
さて、下の写真。
まずは笙の生徒さんたちのリハーサル。
今回の舞台は和室です。
板の間での楽座は慣れないと痛いのですが、左足の膝を悪くされているかたを除き、座布団なし、に挑戦していただきました。
なかなかない機会ですから。。。
演目は調子三調(壱越調、平調、盤渉調)に輪皷褌脱、長慶子など。
みなさん、直前になってからやはり大慌て、です(笑)。
予定より1日多めにリハーサルのご要望もあり、それでも形だけはなんとか、格好がつきました。
そして、無事終了。。。
左の写真は輪皷褌脱演奏中。
わたしの不思議なポーズ、実は一生懸命、拍子をとっています(笑)。
笙だけって、雅楽では、要はコードだけ、の演奏ですから、拍子はやはり必要です。
雅楽独特の間延びするような雰囲気をお客様にも感じ取っていただけたでしょうか。。。
来年は三管揃っての発表会ができればいいのですが、なかなか予定が合わないかた、また人前での演奏を躊躇されるかたも多く、どうなることやら。
会社員、学校の先生、お寺さん関係のかた、さまざまなかたがわたしの教室には来てくれています。
みなさん、趣味で始められた笙ですが、それでも古典のきちんとしたスタイルはなんとか踏襲してくださり、ここまで引っ張ってきた甲斐がありました。
今後もどうぞよろしくお願いいたします。
そしてようやく奈良に戻ったのが昨晩(20日)。
10日以上離れていると、やはり戻ったときに一瞬、「観光客目線」のような自分になっていることに気がつきます。ソトカラノヒトの、目線に。
もう移住して8年目になるのですが、住み始める前の「憧れの奈良」への初々しい気持ちが、一瞬、戻ってくるのです。
現実には住んでみればもちろん、憧れの土地といえど、いろいろあるのですが(笑)、憧れの奈良への気持ちが戻ってきて、その地に住んでいる有難さみたいなものがじわっと心に湧いてきました。
尽きせぬ奈良の魅力。。。そして関西文化圏の魅力。
まだまだ奈良だけでなく、京都も大阪もさらに魅力的な場所を探訪してみたい。。。
8月もあと10日ほど。
楽しみなことはまだまだ起こりそうです。
コメント