ルンメルさんとのコンサートの記事
(最後にリンクを貼りました。前半が日本語、後半がドイツ語で、おそらくドイツ語が原文、日本語のほうは翻訳のようです)。
ジモンさんと初めてお会いしたのは、わたしも出演していた神奈川県立音楽堂でのコンサートのとき。
古典と現代曲2曲の演奏でしたが、古典曲(舞楽もあり)とあと現代作品1曲は東京楽所の演奏でした(わたしは佐々木冬彦さんの作品に参加させていただいていました)。
嬉しかったのは、ジモンさんはその時の古典の演奏にも、ものすごく惚れ込んでおられて、お仲間のドイツ人にも「まるで、ベルリンフィルのアンサンブルのように素晴らしいアンサンブルだった」と話してくれたことです。
西洋クラシックの素養がある人たち、あるいはそのプロフェッショナルは「礼儀として」(まったく理解できない、好きでないとしても)「社交辞令的に」古典に敬意を払う人は多いのですが、実は心底、雅楽が「嫌い」、あるいは洋楽より劣った音楽として感じている人も多く、素朴なジモンさんの口から率直に、「ベルリンフィルのアンサンブルにも匹敵する」という言葉を聴いたときにはやはり、雅楽の古典が持つ力は、伝わる人には伝わるんだな。。。。と感じました。
別に理解できないことが良い悪い、ではなく、まさに好みの問題、でもありますが。
ジモンさんは、そのコンサートの印象もあって、「高貴な笙にふさわしい楽器をつくりたい」(京都新聞でのインタビュでのジモンさんの発言)と考えてくださっていたようです。
楽器の完成度は非常に高かったと思います。ピッチをマグネットで微調整する、というのは画期的な発明です。
造形はまるで現代美術のようでした。
曲はジモンさんが作曲した60数個の和音を繊細な響きを時には重なり、時にはソロとなりながら奏でていくもので、この1個1個はひとつひとつの「花」が開いていくようなイメージで書いた、とジモンさんは解説されていました。
抽象的な作品ほど、イメージの世界が広がります。
1個1個演奏しながら、頭のなかで、水中花が広がる音あり、ひまわりが花開いたかと思えば、これは陰生植物か?じとじとしたところでひっそりと終わる花もあり、、、という感じで集中しながらさまざまな映像が去来しました。
結構長尺な作品で、実験音楽などを聴き慣れていない人にはハードルが高いのでは、、、と思っていましたが、夢心地で純粋に音の響きに浸っておられるようなかたも多く、終演後もなかなか人が立ち去りませんでした。
わたし自身は「誰もまだ聴いたことのない響きを、実現、表現していきたい」という自分のここ10年ほどの目標とも重なるところがあり、このプロジェクトに参加させていただけて、本当にありがたかったと思っています。
どこかで再演できますように!
当日の写真もあります↓
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