7月の2コンサートが終わり、、、
7月は両方ともいっぷう、毛色が変わったコンサートに参加させていただきました。
ひとつは、京都法然院様での内田輝さんのコンサート。
庭に面した窓を開け放ち、庭を背景として、暮れなずんでいく時間帯からスタート。
庭にはししおどし、ひぐらしの声、鳥の声。
ぜひ、再演を、という声も高く、わたし自身も再演させていただきたいと思っています。
そして、先日土曜日(7月14日)の京都ゲーテインスティテュート・ヴィラ鴨川でのジモン・ルンメルさんのコンサート。当日は京都では38.5度の酷暑を記録、祇園祭も重なって、お客さまの入りは?と思っていましたが、最終的には100名ほどのかたがたにご来場いただけたそうです。
ジモンさんにお声がけいただいたのは2年前、神奈川県立音楽堂で佐々木冬彦さんの作品を演奏したときのこと。
知人のご紹介で、コンサート終了後にお目にかかったのですが、「笙のような楽器を自作したい」とのことで、(えー、大丈夫なのかな?)と思いました、正直なところ(笑)。
メールで何度もやりとりしながら、今年の4月、ゲーテのレジデントとして日本に来られたときにお目にかかり、リードオルガンのリードを100枚、持参されて、その調律法を見せていただいたとき、(これは何か面白いことになりそう!)と、思いました。
なぜかクラヴィコードを自作された内田さん、まったく新しい、笙から思いついた楽器を制作されたジモンさんとのコラボが続きましたが、音楽の根源って、こういうことなんだろうなあ。。。。と、感じ入っています。
でも、それでも、自分の手で、楽器を作ってみたい。演奏してみたい。。。
その「思い」が実現していく過程をずっと見ていて、わたし自身、すごく刺激になりましたし、演奏したジモンさんの曲にも、まだまだ広がっていく可能性を感じました。
わたし自身が今、シンセサイザーをいじり始めていて、新しい音を模索中なので、共鳴できる部分もすごく大きかったです。
ただ、わたしの場合は、シンセの音そのものが目的、というわけでもなく。
作曲のツールとして、シンセやDTMが面白い、、、というところです。
その先に応用編が待っている!? 今、「初球編」というところでしょうか(笑)。
さて、今年の11月23日は、3月に続いて再度、京都城陽市のプラネタリウムでコンサートの予定です。
その前に、小さなライブを2、3回できないかと場所を探しています。。。
機材がある程度、会場にあり、気軽にライヴができる場所。。。と、いうとやはり奈良かしら。。。
いよいよ9回目となります、こちらのシリーズ、やりたいテーマはまだまだありますので、どうか引き続き、「ご贔屓」に。。。。
8月は少しお休みをいただいて、東京教室の笙の生徒さんたち3名により発表会を広めの和室をお借りして行なう予定です。
笙だけの合奏、なかなか涼やかです。
詳細、後日告知しますのでどうぞよろしくお願いいたします。
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