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2018年4月13日 (金)

Youtubeに映像をアップロードしました&明日から東京教室

3月3日のプラネタリウムコンサートのときの映像を編集・アップロードしました。 「笙が奏でる宇宙の響き」 30分ほどの古典の雅楽の解説とレクチャーのあとは、自由な発想で宇宙を表現しました。

明日から東京教室です!朝7時の新幹線で東京へ。。。

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2018年3月3日 城陽プラネタリウムでのソロコンサートの記録映像から、「銀河鉄道の夜」のシーン。途中、フランス語に翻訳された同作品のフランス語朗読が流れる。 当日の構成は、
1、東大寺陰の剣、陽の剣のお話と北斗七星
2、フランスの音楽と笙の響きについてのお話
3、キトラ古墳 描かれた四神と天文図のお話
4、ループするいのち 
5、宮沢賢治「銀河鉄道の夜」から 
6、月と地球と太陽と−未来へ

朗読された「銀河鉄道の夜」(作品のなかではフランス語による朗読)は下記の通り(原文)。

    

・・・にわかに、車のなかが、ぱっと白く明るくなりました。見ると、もうじつに、金剛石や草の露やあらゆる立派さをあつめたような、きらびやかな銀河の河床の上を、水は声もなくかたちもなく流れ、その流れのまん中に、ぼうっと青白く後光の射した一つの島が見えるのでした。その島の平らないただきに、立派な眼もさめるような、白い十字架がたって、それはもう、凍った北極の雲で鋳たといったらいいか、すきっとした金いろの円光をいただいて、しずかに永久に立っているのでした。  「ハレルヤ、ハレルヤ」前からもうしろからも声が起こりました。ふりかえって見ると、車室の中の旅人たちは、みなまっすぐにきもののひだを垂れ、黒いバイブルを胸にあてたり、水晶の数珠をかけたり、どの人もつつましく指を組み合わせて、そっちに祈っているのでした。思わず二人ともまっすぐに立ちあがりました。カムパネルラの頬は、まるで熟した苹果(りんご)のあかしのようにうつくしくかがやいて見えました。
構成・ナレーション・演奏・音楽(作曲) 伊藤えり
一部映像 伊藤えり
音響 sonihouse
映像投影・主催 城陽プラネタリウム
映像協力 奈良文化財研究所・飛鳥資料館

フランス語朗読協力 Gilles Bessou

伊藤えり HP https://www.eriito.com/
ブログ https://sho3ku.cocolog-nifty.com/ 
Facebook https://www.facebook.com/forsolovoice
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