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2016年12月 3日 (土)

まずは聴く能力を身につけること

唱歌の訓練は、耳の訓練でもあります。

英語の勉強に例えれば、例えば日本人が苦手なLとRの発音。

「当然」のことですが聞き分けられなければ、発音できません。

特に篳篥や龍笛は同じ音名でも微妙な高さを使い分けていますし、笙は音頭にあたった場合、龍笛の音頭の人のテンポ感を正確に感じなければいけません。

これまで教えてきて上達が早い人は、聴くだけでなく、「感応能力」が強いようです。

歌だけでなく、姿勢なども自然に良く、「理解力」というよりは「先入観なく」感じる力が強い人が、自然に伸びていきます。

感覚が「素直」なんです。
*感覚の話で、ご性格とはまた別です!

逆に、自己主張が強い人、先入観が強い人はあるレベル以上伸びない。。。残念ながら「思い込み」がフィルターになってその先に進めません。

こういったことはテクニックとはまったく別の話です。

「感応能力」=「センス」を常に磨くことは大事です。


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