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2016年6月23日 (木)

耳の変化

まったく紆余曲折な人生で、大学に入る前はフランス音楽と現代音楽と民族音楽に興味があって、大学に入って初めて雅楽に触れ、数年後から考える間もなく、国立劇場などの舞台にも立たせていただけるようになり。

コンテンポラリーの曲も演奏させていただいたりしていたものの、古典のほうが、がぜん新鮮で面白くなってしまって、次第に現代音楽や民族音楽から遠のき。
その後ちょっとしたきっかけがあって、他ジャンルの音楽とのコラボがあり、いろいろ自分でやってみているうちに、古典の聴こえ方がまた違ってきたことに気がついた。
管絃が、より立体的に、鮮やかに聴こえてきた!! これは結構、鮮烈な体験でした。
共鳴音やら倍音やらを意識して聴くようになってきていたから、ということもその一因かもしれません。ただ、いろいろな場で、いろいろな人や楽器と出会って、体験や経験値が広がったことから、本当に自分の意識が変わったことが大きいように思います。

耳は、意識しないで「閉じたり開いたり」しています。都会の雑踏のなかで歩きながら、隣の人の話を聞くことができるのは、他の雑音と感じるものを意識しないでシャットアウトしているから。
聴覚は、知らず知らずのうちに何かを選択している。
聴覚が広がることで意識も変わるし、意識が変わることで(多数の経験値を積み重ねることで)意識も変わる。

笙の音色にも敏感になり、こだわるようになりました。
これまでいろいろなかたにリードを制作していただいて、いろいろに試しています。
最近、「伊藤さんの笙の音色はすごくいいです」と言っていただけると嬉しくなります。

逆に笙の音なんてみんな一緒でしょ? 
みたいな人に出会うとがっくり。。。Orz...
最近つとに感じているのが、「雅楽の間は、倍音が支えている」ということ。
減衰していく音を支えているも倍音、唐楽に関しては、間合いのホールドは、笙の独壇場ですから(笑)。
と、難しいことを書いてしまいましたが(笑、また機会があればしっかり書いてみたいのですが)、あさっては川西文化会館コスモスホールで、ピアニストの榊原明子さんとのコンサート。

こちらは、ほんわか、楽しいムードのコンサートになりそうです♪
どうぞよろしくお願いいたします。


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