繰り返し問う、「なぜ?」
コラボだけでなく、古典の演奏でも、
いつも「なぜ?」という疑問を持つ事は大事。
最初、型をまねていくときには、むしろ疑問を持たないほうがいいかもしれません。
言葉を覚える赤ちゃんは、まっさらな状態だから吸収が早い。
どうして、ここは、こうなっているのか?
そう考えてみて、早急に答えがでるときもあり、出ないときもあり。
10年後に、「あっ、そうか!」ということも、よくあります。
長年やってきているものの強みです。
ホリエモンが寿司屋さんの修行のことをあれこれ言って、ネットで炎上したそうですが、10年かかるものは、かかる。
そういうものは、確かにある。
でも、これまで5年かからないとできなかったものが3か月でできるようになっていく世界もある。
両方の世界があるのが、「いま」の世なんです。
それを無理に3か月でできることが5年必要なように見せかける、それが「古典的な(←よい意味の古典ではなく、因習的な、封建的な、という意味での)修行の世界」です。
そのことをホリエモンは批判していた訳です。
わたしはやはり、「僅少差」を追いかけていきたいです。
時間がかかる部分はひたすら、育て、5年を3か月に縮めるのも「技」のひとつと認め。
来年は、ひたすら集中の年だなあ。。。
ぞくぞく♪
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