このところ、Facebookには近況をアップしているのですが、写真の掲載がやや手間がかかるブログは更新進まず。。。
なんとも申し訳ありません。。。
8月末は大忙しでした。
24日は、父の新しい病院へ、付き添い。
今まで大病院ふたつにかかっていましたが、11種類もの薬を出されていました。1ヶ月分をまとめてみると、もの凄い量。
まさに、ざらざら、ざくざく。
減らしたいとお願いしても、決して減らすことはできませんでした。
今度の病院は検査の期間をつめて、検査方法も24時間蓄尿など、先生が考えられた独自のシステムを使って、より精度が高いようです。
この病院で処方されたお薬は、
なんと1日2錠。
この処方をみて、涙がでる思いでした。。。
いろいろなノウハウをご自分の経験から導きだしておられる先生です。ありがたいと思います。
8月25日、東京の笙教室の生徒さんたちで、文京区の施設主催の、「一日体験フェア」に出演しました。
と、言っても、出演時間が平日の昼間。
参加できたのは2名(わたしを入れて、3名)。平調調子を四句目までと、越殿楽を会場の皆さんに歌っていただき、その伴奏を1行、吹いていただきました。
演奏時間は時間にして、10分弱でしたが、2人とも大いに刺激になったようです。
今後も機会があれば、生徒さんたちもなんとか人前で吹く機会を作っていきたいと思います。
29日には、「銀座ミツバチプロジェクト」結成10周年記念と、日本ミツバチが「世界スローフード協会」の認定を受けた、そのお祝いの会が銀座・紙パルプ会館で行われ、短い演奏とお話をさせていただきました。
藤原養蜂園の藤原誠太さんと。
お会いしたのは2010年のファームエイド以来、5年振り。
「ハチミツ王子」(わたしが密かにお呼びしています、笑)、相変わらず精力的にご活動のご様子です。
銀ぱちのご活動は、今後も目が離せません。
なぜなら。
ハチがいなくなったら、笙や龍笛に使用される、ミツロウが手に入らなくなるから。
また、銀ぱちとの農業の関わりは、銀座に「里山」を出現させるという、面白い方向に進んでいます。「地方」と「都市」を対立させて考えるのではなく、都市が地方を呼び込み、地方のよいところを取り入れながら地方に還元しているようです。
明るい未来に繋がる活動のように思えます。
さて、演奏が終わったら懇親会も出席せず、わたしは新幹線で急ぎ奈良に戻り、翌日は京都北文化会館で、白拍子舞の舞台。
白拍子舞の井上由理子さんは文筆家でもいらっしゃり、お能や和菓子の御本も出版されています。ある時代に現れて消えていった、はかない花のような白拍子の女性たちに想いを寄せられ、その人生や芸能を舞台で語り、舞を舞われます。
井上さんの語りは芯があり迫力があって、白拍子たちの人生に引き込まれていきます。井上さんの生徒さんの上田さんが今回、初舞台だったそうですが、とても堂々としていて、お二人が舞を舞うシーンは、森美和子さんの歌がかぶり、まさに昔の世に還ったような気持ちになりました。
今回は篠笛奏者の森さんとの共演も、また、非常に面白かったです。
わたしは主に調子を吹かせていただいたのですが、森さんの篠笛とのコラボの部分があり、森さんの音の当て方が絶妙でした。とても感度のいいかたです!
京女3名と。楽屋が一気に「平安時間」に逆行しました(笑)。
今月9日には再度、滋賀の近江八幡で、井上由理子さんとわたし、ふたりのお仕事があります。どうぞよろしくお願いいたします。