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2015年6月29日 (月)

毎日新聞に記事掲載です

7月のコンサートのことが本日の京都版毎日新聞に掲載されました。

7月のコンサート詳細は↓
http://shoutout.wix.com/so/6KuUsPcu#/main

昨日岡山から戻りました。

事務処理てんこ盛りの状態で、もっとも事務に向かない人間(わたし)が、ひとりで対応しております。

ご返信などが遅れることもありますが(Facebookのメッセージなど含め)、1、2日でご返信できるように対応中です。

どうぞよろしくお願いいたします。


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2015年6月23日 (火)

 第6回 笙の響きと雅楽の愉しみ 「仏教と雅楽」(チラシ表)

第6回、「笙の響きと雅楽の愉しみ」in 京都!

今回は龍笛と笙で涼やかにお届けいたします。 

やや、画像が見にくいかたは、こちらのURLを↓クリック!裏面もご覧いただけます。

http://i.wix.com/a/tBVa9jAB7vd$iB8-lH6NvjUjJ.B7vd$ihn/land4?LANDING_URL=shoutout.wix.com/so/6KuUsPcu

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2015年6月13日 (土)

洋楽ピッチのコツ!

また間際になって、よいことに気がついた♪

和音では使えないけれど、単音なら使える♪

企業秘密です

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2015年6月12日 (金)

その決断の、深さと重さを思う

時代が、やはりどんどん変わっていく。。。

http://news.nifty.com/cs/magazine/detail/sapio-20150611-01/1.htm

日本にとってのアヘンは、と考えると、げ○ん○ぱ○つだろうか?

「システム」の頂点にいる人がただ、自ら頂点をおりた、という話ではないと思う。

「システム」そのものを停止させてしまう、というのだから。

でも、何か「空恐ろしいくらいに」前向きな、何かを感じる。

「自立せよ」「自らの足で歩め」と柔らかな笑顔で諭されているような気がします。

わたし自身はチベット密教のことはあまり詳しくは知りません。
以前書籍も買って読もうとしましたが、難解で、ついていけませんでした。

ふと、「自分を捨てて死に、永遠の命をいただくのですから」という、あのアッシジの聖フランチェスコの言葉が思い浮かびました。

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2015年6月11日 (木)

あれっ?

日本コロムビアからリリースされている、「源氏物語の音楽」という東京楽所のCDがあります。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005ENUZ/kotoriso-22

朗読と演奏が交互に入っていて、故・多忠麿先生が監修。
わたしも録音には参加させていただいていたのですが、この中に非常に珍しい「想夫恋」のトラックがありました。
先週のスタンフォードの講義の際に、やはりアメリカからいらしていたRose先生とおっしゃるかたが、源氏も相当に読み込んでいらっしゃるらしくて、「想夫恋」の録音があるのですか、、、と驚いておられました。
1枚プレゼントさせていただこうと思い、探したところ、ジャケットが変わった?
タイトルも「源氏物語の世界」です。
朗読と演奏のトラックが分かられるなど(以前は朗読と演奏がかぶりながら一つのトラックでした)、小さな変更はあるものの、同じもののようです。
しかも値段が1,000円も安い???
とりあえず1枚、取り寄せてみたのですが。。。
えっ! な、、、、、ない!?

「想夫恋」1曲だけがカットされているのです!!!
長い演奏だから(約10分)カットされたのかもしれませんが、信じられない思いです。

相府連(明治選定譜の漢字表記)は演奏会でもほぼ、やりませんから、貴重な音源です。

図書館などでこのCDがあったら、今のうちに聞いておいてください。。。
それにしても、どうして。。。

CD不況で3,000円以上のCDは売れないと判断、一番長い曲をカットしたのでしょうか?
非常に珍しい録音なのに?
また、構成・監修は著名な国語学者の故・金田一春彦さんです。
音楽監修が多忠麿先生ですから、おそらく妥協のないお考えの上にこのCDを製作・構成されたはず、です。
後世の人の考えで、1曲、外してしまうのは、なんとなく片手落ちというか。。。
でも、このCD不況で、せめて廃盤にならなかったことを喜ぶべきなのでしょうか。

追記:アマゾンでは在庫切れ。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000JVS3HM/kotoriso-22

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頭(こうべ)をたれて

深くご冥福をお祈り申し上げます。

陰から宮中雅楽や祭祀、そして神道を支えられ、静かに静かに、ただ淡々と「楽屋」という聖域を守ってこられたかたでした。
日本文化への敬意や愛情を教えてくださったかたでもあります。
気さくさと照れが混じった柔かな笑顔が、いつも安心感を与えてくださいました。
雅楽界が、淋しくなりますね。。。

続きを読む "頭(こうべ)をたれて"

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2015年6月10日 (水)

ちょっとしたイベントですが、

リンクを貼るのが遅くなりましたが(汗)、

http://www.jeugia.co.jp/basic/2015/05/19/%E7%AC%99%E3%81%AE%E6%BC%94%E5%A5%8F%E3%81%A8%E9%9B%85%E6%A5%BD%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6%E3%80%902015-614sun-%E3%80%91/

JEUGIAさんが、四条のお店をProntoとともにリニューアルオープン、その関連のイベントでソロで演奏させていただきます。

http://www.jeugia.co.jp/basic/

今回は、ソロということもあって、古典よりはわたしのCD「祈りの海へ・・・」のなかから数曲、CDをバックに演奏したり(カラオケですね、笑)、ということになりそうです。

古典をしっとり、、、という雰囲気ではありませんが、場所柄、また、日曜日の午後ということもありまさうので、気軽にお楽しみいただける構成とお話にしたいと思っています。

無料の催しですので、お気軽に。
どうぞよろしくお願いいたします。

(終了後、わたしはJEUGIAミュージックサロンの教室で走り込みますので、ゆっくりお話はできません。ご了承ください!)






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2015年6月 9日 (火)

スタンフォード大の生徒さんたちに講義を終えて

6月3日、無事に終了しました、スタンフォード大での雅楽に関するレクチャー。
スタンフォードから数十名の生徒さんたちが、日本に1ヶ月ほど滞在、京都を拠点としながら、様々な日本文化を体験するプログラム。

2013年に続き、授業をご依頼くださったのはカプシンスキー先生です。
カプシンスキー先生はUniversity of the Pacificのローズ先生と共同で、下記のHPも作ってくださっています。

https://ccrma.stanford.edu/groups/gagaku/

カプシンスキー先生は作曲家、ピアニストでもいらっしゃるそうです。

上記のHP、わたしもまだ全部は読んでいませんが、とても興味深いです。
雅楽の概説的な知識が得られるとともに、わたしにとっては、

「海外の研究者からは雅楽は、どのように見えているのか?」
「それはわたしたち日本人と違うのか?」

という問いかけに対する答えの端緒が、得られるからです。

あと、英語で雅楽を説明したいかたは、上記HPはすごく参考になると思います。
(日本語訳のページもありますから、そちらと合わせて)。
雅楽の、英語による説明は、ネット上で拝見する限り、「悲惨」というか、「悲壮感」が漂っているものすら、あります。。。。 正直、ないほうがいい。。。というものが大半。

しっかりしたものを出されたいのなら、プロの翻訳家のネイティブチェックは(もちろんかなり高いですが)、必須です。

さて、話を元に戻すと、海外の大学から、雅楽に対してこれだけの関心をお寄せいただくのは非常に嬉しいです。

ケルン大でしたか、伶楽舎さんが定期的に指導に行かれて、成果をあげていらっしゃいますし、雅楽はやはり、数回鑑賞しただけでは、理解できない音楽だと思います。雅楽はようやく、日本に残された貴重な世界「遺産」として認識されつつあるのですが、生きた芸能として、音楽として、舞として、非常に魅力のあるものである、、、という感覚ではまだまだ伝わっていません。

「歴史的に古い」、だから「すごい(らしい。でも聞いていて、わからない、つまらない、眠くなる、拷問のようだあ、、、二度と聞きたくない)」という感覚。
日本人でも、いきなり古典の演奏会に行くと、大半のかたがそうです。

上記のHPでも、実は実際に演奏している側からすると、「これは、分析の方向性がおかしいのでは」と思える箇所に何度か、遭遇しました。

各楽器のスペクトラ分析も、それなりの結論は出ているものの、本質から外れているのでは?と思える箇所、数カ所。

うーん、、、これは、時間がかかりますが、もしやりとりできれば、指摘していきたいところではあります。。。

たとえば、3日の授業の際に、笙の奏法で「指穴を擦りはなすときに出す、中途半端に聴こえる音」の話になり、カプシンスキー先生は、「この奏法は、実際の古典の演奏では使いません」とご説明。

わたしは、YES, we DO!!!! (いいえ、使ってますよ〜!)と絶叫。

生徒さん、爆笑。。。 (ごめんなさい、カプシンスキー先生)

これ、知らない人(意識していない、という意味でも)も多いかと思いますが、この指穴を擦っていくタイミングやテンポ、合奏全体のテンポにかなり影響しています。

CDの録音などでは、ほとんど聴こえないと思います(これは、CDの録音技術の限界というよりは、音に対する指向が違うから、と指摘しておきました)。

カプシンスキー先生は、「現代音楽の奏法の一つ」と勘違いされていたようです。

こういったことに対する理解は、かなりこぼれ落ちてしまっているなあ、、、、と感じています。

はあ、「頭のよい」人たちって。。。。

(以下、続く。と、いうか、「続けたい!」このところすごく忙しいので、希望的記述であります)







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2015年6月 3日 (水)

京都でのレクチャー、無事終えて。。。

なんとか終わりました、スタンフォードでの授業!
満月を見ながら、奈良に帰ります。。。

国際色豊かなクラスで、面白かったです。
詳細はまた後日!

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2015年6月 2日 (火)

明日は、

スタンフォード大の学生さん達に雅楽のレクチャー。

京都の同志社大学内にて。
ここ数年、毎日新聞社京都支局にて、連続でコンサートをしていますが、それが大変蓄積になっていると実感しています。
京都コンサートの第1回目で取り上げた、ピュタゴラス音律による笙の話は、多分興味を持って聞いていただけると思います。

笙の魅力の、根幹ですからね。。。

また、篳篥や龍笛の音律にも少なからず影響しています。
その後、英語のナレーションの入った映像を見ながら、三管三鼓の説明をして、早四拍子のリズムパターンを解説しようと思います。
打物譜をお見せしながら実際に太皷のあたりの拍子をとっていただくつもりですが、さてどこまでできますか?
本当は、東洋的な「円環する時間」についても話したいのですが、そこまでたどり着けそうにありません。持ち時間90分ですから。

英語は、父の急病で2週間ほどつぶれてしまったこともあり準備が間に合わず、通訳を助けてくださるF先生に、「丸投げ」(!)、、、の予定だったのですが、逆に「丸投げ返された」(笑、自分でやりましょうね、と)ので、出来る限り自分でやります。。。

残念ながら、外部からの聴講はできないそうです。

日本語でも同様の内容の話はあちこちのレクチャーコンサートでしていますので、お聞きになりたいかたは、また、どこかでのレクチャーコンサートなどにいらしてくださいね。

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