おかげさまで、
父が無事に退院しました。
山形から飛行機で羽田へ。10日少しでまさか普通に歩けるようになるとは、誰も思っていませんでした。最初は、酸素マスクをはずすのに1週間、それも自力で呼吸をする訓練をしてから、というお話でしたから、まさに奇跡の回復力です!
自力で呼吸ができなくなり、倒れたときに付き添っていたかたも(倒れたのは旅行先の山形でした)、涙を流して喜んでくれました。
今後の療養ややはり緊急のときのことを考えないといけないので、わたし自身もさらに稼働性を高めないといけないなあ、と思います。
ここ数日の動向。
京都でようやく聴けた、Blendrums!
レナード衛藤さんの太皷!
ものすごい迫力と気迫と存在感の人、でした。
90分のライブが、なんと45分ぐらいにしか感じられず、自分でもびっくり。
LAをベースに活躍されている、Kenji Nakaiさんのレコーディングセミナー。
終日のセミナー。四谷のスタジオには受講者がびっちり、10時から夜8時まで、密度の濃い時間でした。
わたしは7時で失礼してきてしまったのですが、音の職人技の一端に触れることは、音楽家、演奏家にもインスピレーションの「栄養」になります。
いろいろな業種、職種の人たちが真剣に参加されていました。
昨日は清水靖晃さんのサキソフォネッツによるゴージャスなバッハ!
ずっと生で聴きたかったのです。
サックス5とコントラバス4、という編成によるゴルトベルク・バリエーションズ。
テクニカルな凄さも感動的でしたが、良い意味で力の抜けた「気合い」みたいなものが感じられて、ときどき心がざわざわとしました。
まだ5月は終わっていませんが、母が「本当に濃い、5月だった」とつぶやきました。母はもちろん、父の病気のことを言っているのですが、わたし自身、家族のこと、仕事のことをもう一度見直す1か月となりました。
今月に得たインスピレーションを、今年後半に活かしていくことになりそうです。
今月、いろいろな音響のなかで体験した「響き」についてのアプローチを笙の演奏に活かしていきたいと思っています。
「日々ログ」カテゴリの記事
- 今年は様々な行事が復活するといいですね。(2022.04.15)
- プラネタリーライブ(2021.12.22)
- 更新が追いつかず・・・そして新春のコンサート!(2021.12.15)
- 昨日、奈良に戻りました。(2021.06.09)
コメント