遅ればせながら明けましておめでとうございます!
もう6日ですね(汗)。
明日なんて、もう七草ですよ!
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
(中宮寺さんのお飾り。尼寺だけあって、華やかな形ですね)。
暮れから千葉の両親の家に戻っていました。
お稽古納めは28日、仕事納めは29日。
29日は尺八の松本宏平さんとの合わせ。
異ジャンルの和楽器って、やはり面白いです。
洋楽器の人には決して通じない、日本音楽の感性で共通点が!
ただ、もちろん雅楽と虚無僧の尺八、「異ジャンル」なので、何をどう合わせるか、、、というところはありますが(笑)。
今年の新たな宿題です。
2日は奈良に戻り、3日、唐招提寺さんの修正会を初めて聴聞させていただきました。
思っていたほどの聴聞者の人数でもなく、しっとりと落ち着いた修正会。
知りませんでしたが「御香水」(ごこうずい)をいただけるのですね。
柄の長い金属製の柄杓から注がれる東大寺修二会の御香水とは違い、瑞々しい青竹から、聴聞者の手の平に数滴、注がれます。
長時間の読経で清められたお水です。
うわあ、嬉しいなあ
そしてこのお寺独特の「餅談義」、、、面白いです!!!今年お初の大感激!
まるでわらべ歌のよう。。。
日本全国の餅の名前(花びら餅〜♪とか、きび餅〜♪とか)を読みあげながら、その特徴を讃えるのです その節回しが、本当に可愛いのですよ!!!
他の声明にしても、、、
南都の声明はどことなく、のんびり、ゆるやかでおっとりしています。
新春に、こんなにほこほこ、心安らぐ気持ちになれるなんて。。。
縁起がいいぞ〜
そしてやはり唐招提寺の、凛としたたたずまいに、背筋が伸びる思いもしました。
最後に、結願の声明があるとのこと、「聴聞の皆様はお帰りください。。。」ということで、お堂をあとにしました。
なんとなく後ろ髪ひかえる思い・・・でも、寒いので(汗)家路につきました。
またこの日は、空には満月に近い麗しい月!!!
年が改まった喜びがふつふつと湧いてきました。
唐招提寺といいますと、戒律を日本にもたらした鑑真和上のお寺、どことなく端正で厳しいイメージがありますが、餅談義、そしてハート形の「うちわまき」(梵網会)など、考えてみると暖かく柔らかな一面もあるお寺様のようです。
その昔、陪臚が陪臚会(へろえ)にて舞われていた時代には、どのような雰囲気だったのかな、、、とふと思いました。
帰りには、牛王札というものもいただきました。
東大寺のものより大きいぞ。。。(笑)。
身につけるというよりは、飾って拝むのかな???
唐招提寺さんの修正会は暗くて写真がないのですが、、、
(お堂のなかでは、全員、自然と、写真撮影などは自粛。。。ご注意があった訳ではないのですが。これもよいことだなあ、、、と思いました)。
上は近鉄線の月代わりのポスター。
奈良に越してきて4年目に入りましたが、さすが関西は雅楽関係の絵が多く、とても楽しみにしています。
今月は春日大社さんの舞楽ですね。
こちらでは落蹲、かな?(関東では納曾利)
絲鞋(しかい)ではなく、雪駄ばきなのが、さすが、芝舞台での舞だからなのだなあ、、、と思いました。
さて、明日から生徒さんのお稽古初め。
9日からは、再び東京です♪
再度、奈良に越してきて4年目。
生活の地盤を築くまでいろいろとありましたが、たくさんのかたが支えてくださっているお陰で、東京と奈良との往復の生活も、なんとか板についてきました。
でも、まだ「地盤ができた」ところです。
今年からまたいろいろなことの土台を作り、育てていきたいと思っています。
今後とも、皆様、どうぞよろしくお願いいたします。
「日々ログ」カテゴリの記事
- お稽古動画作っています(2022.09.24)
- 今年は様々な行事が復活するといいですね。(2022.04.15)
- プラネタリーライブ(2021.12.22)
- 更新が追いつかず・・・そして新春のコンサート!(2021.12.15)
コメント