不思議な現象 盤渉音の怪?
本日は、東京教室です。
当教室で最も古顔の唯ちゃん。
12月から青海波に入りました。
唱歌が終わり、さて、吹いてみましょう。。。ということになり。。。
今回が初見ですが、吹き始めたところ、「あ、一(いち)の竹を押さえていますね、気をつけて」と注意しました。
下の合竹なのに、一が鳴っています(洋楽でいうとシの音、B音)。
唯ちゃん、怪訝そう。。。
わたしも、(そんな平凡なミスをするような人ではないのに???)と不思議に思いました。
空鳴り?違います。
でも吹いてもらうと、しょっちゅう一の音が、聴こえてくる。。。
しかも次第にはっきりと。。。
幻聴?
先に進めないので、「じゃあ、○行目からもう一度」、と吹いていただいて。。。
あーー、わかった
これだ!!!この音は!
原因がわかりました。
わたしが張扇(はりおうぎ)で拍子をとるために打っている、机がなんと盤渉音(洋楽でいうシの音)で鳴ってくるのです。
脚の部分が金属製で、その金属の部分が木質部分を叩いていると共鳴して、ぴたり盤渉の音がします。
それが合竹に重なってきて、盤渉の音が常になっているようにわたしの耳には聴こえていたのでした。。。
それにしても、スゴい机です(笑)。
雅楽ピッチでぴたり、「シ」の音を鳴らすなんて!
「盤渉の机」と呼びましょう!などといいながら、本日のお稽古は終了。
青海波、やはり何度吹いても、歌っても素晴らしい名曲です。
八拍子らしい、長い節回しと、その節回しのあいだの「間」が上手く活かせると、合奏にメリハリがつくと思います。
京都合奏会ではやりましたが、東京でもいつかやれると思います。
とても楽しみです。
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