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2014年11月28日 (金)

今月もあと僅か。

明日は、京都音輪会演奏会です。

古典用の楽器がコンディションが整わず、洋楽ピッチの楽器を古典用に調整。

それにしても5時半開演なのに、9時集合って一体(◎_◎;)

詳細は、こちらのページの一番下へ。

http://www.eriito.com/#!untitled/cgy2

どうぞよろしくお願いいたします。

あさっては、京都JEUGIAミュージックサロン京都駅のお稽古。

東京行きは6日からになりそうです。

「今月」だけでなく、ふと気がつくと、「今年」もあとわずか。

来年も忙しくなりそうです。

そう、「忙しい」って、わたしは「順調」っていう意味で使うことが多いです。

もちろん、「猫の手も、借りたい〜!」という泣きの悲鳴のときもありますが(笑)。

Photo

忙しさから、毎回何かを学んでいるのが、転んでもただでは起きないわたし、ではあります。。。

「猫の手」

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2014年11月25日 (火)

近況&京都の紅葉

なかなかこのところ慌ただしく、すっかり更新が遅れております!
書きたいことは、もう山のようにあるのですが、時間がとれなくて

忙しいとは、「心を亡くす」、自嘲、自嘲。。。

この10日間ほどは、とても濃い体験が多く、今後の活動にも大きく影響しそうです。

さて、写真は、京都・東福寺の紅葉。
「旬」 なうちにアップさせていただきますね。

数日前に笙の生徒さんがメールで送ってくださいました。
ブログにアップすると画像の質が落ちてしまうのですが、添付されたファイルを開いた途端、「おおー!」と思わず、一人でどよめいてしまったぐらい、見事な風景が!!!

昨晩、「報道ステーション」でも、ライトアップされて放送されたという、名だたる紅葉の名所、です。毎日3、4万人もの人出だとか。。。

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そして昨日は月1の京都での合奏会。
今年の始めから月1で少人数で行なっていますが、始めたころよりは、格段に良くなってきていると思います。

週末には音輪会の演奏会。
今回で参加させていただくのは4回目。

どうぞよろしくお願いいたします。

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2014年11月15日 (土)

近鉄特急で移動中

今日はJEUGIAミュージックサロン京都駅の生徒さんがお一人なので、比較的早く終わります。

その後、和歌山の丹生都比売神社さんへ。
6年ぶりくらいでしょうか。

昨晩、電話ですごく久しぶりに宮司さんとお話をさせていただきました。
三十数年振りの造営、ということで、今晩の奉幣祭も、とても力をいれていらっしゃいます。

以前は東京から、死ぬほど遠い!というイメージでしたが、奈良からこんなに近いとは。。。

明治の前まで、盛大な舞楽法要(曼荼羅供養)が行われていた神社さまです。。。
三方の楽所の楽人、高野山の僧侶が出仕していた法要ですから、その規模いかばかりだったか。。。

時代が変わると、あっという間に忘れさられてしまうのですね。。。



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2014年11月14日 (金)

昨晩、奈良に戻りました。

「心を亡くす」と書いて「忙しい」?

心があって、忙しいのが、一番です(笑)。

「暇」は、「隙」につながります。

今月は、芝先生のゲネプロに出てからその足で東京に行く予定でしたが、風邪気味でダウン。翌朝、東京のお稽古トップの生徒さんの予定に合わせて新幹線で東京へ。

滞在中に、6月に心筋梗塞で倒れた父の定期検診で病院の付き添い。
予定の時間に行っても、11人待ちですよ ( Д) ゚ ゚
薬の副作用なのか、父の記憶がだんだんとぼけてきて、減薬していただきたいのですが、そういった話やご相談は一切できない先生。

現在8種類の薬が出ていて、先日、さらに1種類の薬を追加されて、こちらはげんなり。。。

大量の薬の説明書きをよく読んでみましたら、なんと服用後に「車の運転をしないように」との但し書きがあるものが2種 ( Д) ゚ ゚

なんの注意も受けていませんでしたので、父は普通に車の運転をしています。
高齢者ですから、あれほど大量の薬の、細かい字の説明書きなんて読めません。。。

家族で、「転院も考えよう」、と話しています。

さて、10月の「笙の響きと雅楽の愉しみ」レクチャーコンサート。
第5回、無事に終了しました。

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遠くは静岡や飛騨からもご来場いただいています。
わたしの生徒さんですが、3回連続で、長野からご来場いただいているかたも。

笙単独のコンサートはやはり珍しく、また、わたしの「普及に力をいれている」活動にも、興味を持ってくださっているかたがた多いことを実感しました。

来年度の構想をなんとなく、ですが練っています。
「普及」に関しては、今の勢いでは、難しいと感じています。

「普及」には「勢い」とか「タイミング」が必要です。
「想いの強さ」とか、そこから結びつく「ご縁」でしょうか。

いろいろなアイディアを取捨選択しながら、構想をまとめていこうと思います。

今後も他ジャンルとのコラボレーションと古典を2輪として、進んでいくつもりです。

その他、いろいろ企画しているのですが。。。
構想が遠大過ぎて、まだまだ公表には至れません。。。

正倉院展は、前日に講義を受けたこともあって、例年以上に、さらに熱い熱い思いで観覧。
今年は東京から出てきた、天倉さんというプロのドラマーさんと一緒に観ました。
天倉さんも、もうすっかりはまってましたね〜

↓写真は正倉院の「正倉」、つまり建物のほうです。長きにわたる修理を経て、今年の秋から見られるようになりました。中はもちろん、見ることはできませんが、前日の講義で写真はしっかり拝見 1300年も経っているヒノキの木材とは思えないくらい、木目がきれいなのだそうです!!

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奈良時代の人たちのインターナショナルな美意識、大好きです。
わたしたちが「和」と思っているものは、実は直近の「江戸時代の江戸文化」が圧倒的に多いのですが、そのずっと前の平安時代の文化の、礎(いしずえ)となったのが奈良の文化。

欧米文化が入ってきて150年。
その他の国の文化も混じり合ってアメリカ一国の「グローバリゼーション」にやられつつも「やりかえし」(笑)、様々に形が変わってきている日本文化。

そんななか、来月にはまた、NEXCO西日本の検討委員会が行われます。
高速道路の建設は、鵜殿のヨシ原を守りきれるのか?

まだ、なんの方策も見つかっておらず、検討委員会に出席するたびに、途方に暮れるばかりです。

そう、激動の世界情勢にあっては、雅楽も政治と無縁ではいられなくなってきました。
政治家が音楽家でもあった、平安時代ならいざ知らず、今の政治は経済(お金)一辺倒で動いているのは、○んぱつ事故の事後処理を見ても明らか。

考えてみれば、雅楽は特に、「自然環境」があっての伝統、音楽。
シンセやキーボードのように、人工の素材から音をつくる楽器ではありません。

「自然環境」が破壊され続ける今の世にあっては、弱体化していくのも無理ないと思います。。。

今後は自分の活動とともに、自然保護の運動なども平行してやっていきたいのです。。。

かと言って、今の世の中で「テクノロジー」を完全否定してしまうのも、アホなお話

前の世にはないものをつくり出せる可能性を生きていくのは、今を生きる人たちにしか、できないことですから!

東京滞在中に、駆け足で聴いてきた、マリオ・ブルネロのチェロコンサート。

17世紀の作品から現代曲まで幅広いレパートリーでの演奏でしたが、興味があったのはipadを使ったパフォーマンス。

実際に行ってみたら、iphoneだったのですが

でも、面白かったです

ただ、あのジャンルでしたら、やはりライブ系のミュージシャンのほうが、やっていることのクオリティーは、だんぜん高いと思いました(スミマセン、ブルネロさん! でも十分な機材もない、クラシック系の音楽ホールでしたしね)。

でも、チェロの演奏自体が「あのクオリティー」ですから、もちろんパフォーマンスとしてはすごかったです。

クラッシックやアカデミックなフィールドで活躍している音楽家も、だんだんとシンセやらエフェクターやら、自分の音楽の世界に導入してきていますね。

例えば、ネットなどで、ヨーロッパの大学教授でもあるフルート奏者がエフェクターをたくさん使って演奏している映像などもお見かけしました。

面白い時代だと思います。

さて、明日はJEUGIAミュージックサロン京都駅でお稽古、その後、和歌山の丹生都比売神社様にとびます。

和歌山一泊後、その足で、京都音輪会の練習に出られるかどうか。。。

お話をレクチャーコンサートシリーズ「笙の響きと雅楽の愉しみ」に戻しますが、第6回はおそらくこの勢いですと2月になると思います。次回はできれば仏教と雅楽の関連で何かお話と演奏ができれば、と思っています。

↓第5回は珍しくメガネをかけていました(笑)。

いつもコンサートのときに陰で支えてくださっている、生徒さんのひとり、堀さんと。
笙の勉強も着々と進んでいるかたで、1年ちょっとで青海波、調子なども吹けるようになってきました。今は、喜春楽に挑戦中!

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次回もどうぞよろしくお願いいたします。

official web site: http://www.eriito.com/

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2014年11月 8日 (土)

こちらもアップ。。。盤渉調調子九句


CD「祈りの海へ・・・」より、盤渉調の調子九句。

盤渉調の調子は、調子のなかでも、何か独特な世界感ですね。

先日、ようやく正倉院展に行って参りました。

いわゆる「正倉院文様」というものがあります。
花弁のような、万華鏡のような、不思議な模様。
いくつもパターンがありますが、見ているととても意識が「開いて」いくような気がします。

調子の感覚と、似ているような気がするのです。。。

正倉院文様↓ご参考までに。

http://www.sensho.or.jp/kimono_encyclo/monyo_kaisetu/kaisetu1.html

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2014年11月 6日 (木)

sound cloudアップロード。リードオルガンの上畑さんとのコラボ。

久々の音源アップです。

7月26日毎日新聞社京都支局ホールでのコンサートのときの録音。
リードオルガンは上畑正和さん。

前日の旧グッゲンハイム邸での連夜のコンサートと続いてで3曲目の即興です。
打ち合わせなし、一発勝負なので、毎回「さあ、何が出てくるかな?」という感じ。

先日、上畑さんから録音を送っていただいたのですが、「ふーん、こうなっていたのか」とやや懐古的な気分です

会場は防音がないホールなので雑音ご容赦!

https://soundcloud.com/sho3ku/op-2

続きを読む "sound cloudアップロード。リードオルガンの上畑さんとのコラボ。"

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2014年11月 3日 (月)

起動のしやすさから、、、

このところ、つい、さらっとFacebookに書き込みをしてしまうのですが。

Facebookに書いた記事をコピペします。

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本日は駆け足で正倉院特別講座(帝塚山大学主催)を聴いてまいりました。

すごく貴重なお話ばかりで、ちょっと涙うるうる、になりそうなときも。。。

2009年の春、自主制作CDの製作途中、プレッシャーとストレスでおかしくなりそうだったときに、一時仕事を全部中断して、何年振りかで奈良に来ました。修二会の聴聞が目的だったのですが、土砂降りの雨のなかを、正倉院の修理中の「倉」のほうを観にいったことが、なつかしく思い出されました。

雅楽、そして「竽」を実際に演奏するようになってから、聖武天皇や光明皇后といった歴史上のかたがたが、どうしても「すぐ近くにいるかたがた」のように思えてなりません。

牟田口章人先生、ありがとうございました。

1200年の歴史を体感され、それを次世代に伝えて残していきたいという先生の熱意がそのまま伝わってくる、感動的な講義でした。

高校生もいらっしゃいましたが、もっとたくさんの若い人が聴くべきだと思いました。
詳細は、またブログなどにアップできたら、、、と思います。
実際の正倉院展は、明日かあさって、行けたら!と思います。

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