« HP製作中! | トップページ | ただ今、新Web Site構築中です。 »

2014年8月22日 (金)

笛の、かけ吹き

数日前に、京都瑞光寺様で合奏会を行いました。

笛は、川口先生がお時間が空いているときにみてくださるのですが、「胸がすっとするような」ご指導(課題曲は蘭陵王と鶏徳)。

かけ吹きは、笛の人の個性が最も出やすい部分だと思います。

ただ、明らかに「おかしい」かけ吹きのまま、ずっときてしまっている人も、なかにはいらっしゃいます。

師事した先生の違いもありますので、耳慣れない吹きかたで吹かれるかたもいらっしゃいますが、それは、バリエーションのひとつです。

困るのが、「それ、おかしいでしょう?」というかけ吹き。
「音数が足らない」とか。

以前に、「篳篥、笛の旋律が、だんだん平板になってきている、小節(こぶし)がなくなってきている」と書きましたが、同じことかもしれません。

「簡略化」してきているというか。。。

蘭陵王、今は管絃で吹いていますが、舞楽のときなど、出だしからかけ吹きですから、しっかり吹けていないとかっこ良くないでしょう。

そのあたりを川口先生は、的確にご指導くださるので、横で聴いていて気分も「すっきり」

笙は、「手出し」できない部分です。
笙は笙で責任重大なところがいくつもあるのですが、「旋律」の細かな動きには手が出せません。

若い人たちには、どんどん勉強をしてほしいと思います。。。





« HP製作中! | トップページ | ただ今、新Web Site構築中です。 »

備忘録」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 笛の、かけ吹き:

« HP製作中! | トップページ | ただ今、新Web Site構築中です。 »