30日養源会も無事に終了しました。
相国寺養源院養源会での演奏とお話(30日)、無事に終えることができました。
この日は、暑かったですね!ですが、笙に接するのが初めてのかたも多かったようで、終演後にいろいろなかたに声をかけていただきました。
合奏ですと、さまざまに古典のお話もできるのですが、ソロですと、笙単体の、楽器としての魅力のお話が多くなります。
自分では意外だったこと。。。
最後に即興で、短い曲を演奏しました。
今回はほとんど調性がない、抽象的な演奏で、(この曲は、わかっていただけなくても、仕方ないかな)ぐらいに思っていたのですが。。。
この曲が一番、評判がよかったのです。
特に終演後、あの曲のCDはありませんか?とお尋ねいただいたのは、嬉しく思いました。
驚いたのは、平塚景堂師のご感想でした。
わたしが「この響き、いいな」と思い、このところ多用している音の流れを聴き分けてくださって、「西洋音楽ではあり得ない音使いだけれども、宇宙的な響きがするね」とおっしゃってくださったこと。
多分、おわかりいただけないだろうなあ、、、と思いながらやっていることを、しっかりと受け止めてくださるかたが一人でもいると、本当に励みになります。
早くから会場にいらして、ご準備くださった養源会の皆様、心のこもった司会をつとめてくださった井上由理子さま、ご来場の皆様、本当にありがとうございました!
(後ろの能面は、写真を撮ってくださった、能面師の伊庭貞一さんの作品です)。« あるエネルギーが、 | トップページ | こほん。 »
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