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2014年6月24日 (火)

本日は2回目のリハ

ブログの更新など、ままならず、ご心配くださっている皆様、申し訳ございません。

結局日曜日に東京に出てきましたが、疲れきっていて、もうろうとしたまま、生徒さんのお稽古。

唯ちゃん、ありがとう!いただいたどら焼きでパワー充電

唯ちゃんが女神様に見えました

生徒さんたちのお稽古を終えてから、父の病院へ。

ちょうど手術してから2週間ちょっとが過ぎましたが、一般病棟に移り、少しずつ元気になってきているようです。

退院してきたら、食事療法などが大変そうですが、まさに一命をとりとめた、、、、という感じでした。

なんだか、自分の親だけでなく、世の中、もっと元気で、健康で、幸せでいられるはずなのに、自然界がバランスを崩してきていることもあって、不必要な病を背負い込んでいるような気がします。

少しずつでも、家族で、自然の歩みや流れに沿った生き方をしていきたいと、切に思いました。

うちの家族は、それぞれが超ユニークなので、不平やストレスがずっと溜まっていました。

父の心臓が、そういったストレスを引き受けてくれたように思えてなりません。

さすがに家族全員がとてもショックを受け、それぞれが思うところもあって、今、とてもいい方向に向かっています。

父が倒れなければ、こうはならなかった、なれなかった。

どんなに、理性でなんとかしようとあがいて、通そうとしても通せなかった道が、通った。

家族が、家族としてまとまり始めた。

まるで、詰まってしまった父の血管が、手術で通ったように。

父だけでなく、もう訳のわからないものに、感謝してしまいます。

今、占星術では「水星の逆行」という時間だそうですが、この時間だからこそ、起こりえたことのように思えます。
(ちなみに、7月1日から順行に戻るそうです)。


本日は東京は新宿区経王寺様(4月のコンサートの会場)で、上畑正和さんと2回目のリハ。

だいぶこなれてきたように思います。

上畑さんの音は、オルガンもピアノも、とにかく丁寧で繊細。

ロンドンデリーAir、やりませんか、と譜面を作ってきてくださったのですが、笙を吹いていても泣けます。。。

神戸と京都、2日間にわたるコンサートのタイトルは「Beyond Boundaries」(境界を越えて)ですが、「境界」が「ある」という想い自体が幻想なのでは、という気がしてきました。

洋楽と邦楽、とか。

クラシックとポピュラー音楽と日本の古典、とか。

伝統と、現代音楽とか。

でも、笙という楽器自体が、そういう性質の楽器なのかもしれません。

音色や構成音そのものが、邦楽とか和楽器というイメージからかけ離れていますから。

それでも純然たる「雅楽器」なところが面白い。

わたしは一時疑っていたのですが、笙が、パイプオルガンやリードオルガンの先祖であるという節も、もしかしたら一理あるのかもしれません。

そんな面白さを感じ取っていただけるコンサートにしたいです。

Photo

リハーサル中に突然の集中豪雨と雷鳴

録音の機械が雷鳴の轟音とともに、突然「バチッ」という音をたてたので、びっくりしました。

雷神様だ。。。(データは無事だったようです)。

新宿区一帯が帯電したのでしょうか? (充電だったいいのに



帰宅して、ただ今、コンサートのチラシ発送に追われております。。。

明日は、奈良に、戻る予定。

あさっては京都での合奏勉強会です。


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