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2014年3月18日 (火)

「篳篥の魅力を探る」今回はなんと、

来る21日の第3回「笙の響きと雅楽の愉しみ」レクチャーコンサート。

ゲストの小林勝幸さんに、篳篥の魅力を大いに語っていただき、リードの製作などについても伺う予定でしたが、なんと、鵜殿ヨシ原研究所の小山弘道先生も、お客さまとしてご来場いただけることになりました。

鵜殿の保全に40年近く、ほとんど半生をかけてこられた貴重なかたです。

小山先生がいらっしゃらなければ、宮内庁楽部を始めとする、篳篥のリードは一体どうなっていたのでしょう?

地元のたくさんのボランティアの皆様。

さらに、そのヨシを篳篥奏者のために、確保し、保存してくださっている皆様。

幅広い横のつながりがあって、初めて、「篳篥の音」が鳴るのです。

篳篥も、笙も、「自然素材」から作られている楽器、です。

楽器や歌は、人類の発生と同時ぐらいからあったのではないかと思います。

民族固有の楽器や歌。そして人を取り巻く自然があって、その恵みから楽器が作られて、その民族特有の音楽や歌が作られていきます。

自然が破壊されていくことは、そういった楽器が、作れなくなること。

わたしたちは、結局、「高速道路」と「伝統」や「民族の声」と、どちらかを選ぶときに、今、「高速道路」を選んでしまっています。。。

 

そう思って、今回のコンサートも、お聴きください。。。

小山先生にも、お時間がございましたら、昨年から今年にかけてのヨシの状況など、お話いただければ、と思います。

会場では、引き続き、SAVE THE 鵜殿ヨシ原署名集めのご協力呼びかけも行います。

また、今回は毎日新聞社京都支局様のご紹介で、「京都土の塾」様もいらしてくださいます! 竹林に囲まれた舞台なども、自分たちで作り上げられたそうで、興味深々。
またHPを拝見しましたら、農業などにも積極的に取り組まれているようで、とても楽しそうです♪


まだ残席ございますので、どうぞよろしくお願いいたします。

(ご予約は for_solo_voice@nifty.com まで)


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コメント

篳篥はやはり生で聞くと迫力あって良かったです。
全ての音が、ストレートに音程をだすのではなく、探りながらたどり着くような出かたでそれも魅力的でした。
それから楽曲の構成が ABCB・・ は注意してたのですが、わかりませんでした。これは笙の和音(合竹でしたっけ)で聞き分けるのですか。そうだとしても難しい・・

私たちは普通、西洋的なハーモニーやメロディに慣れてしまっていて、それによって感情が動きやすいですが、今回のシリーズでこれらの音で気分の抑揚を感じることができたのですが、これは私にとっては新しい感性の発見でもあり、もっと感じたい領域になりました。

とここまで書いて、ゆっくり考えてみると、今まで私の好きな音は(特に西洋音楽の古典でですが)簡単に言ってしまうと、音がぶつかって解決する瞬間で、コラールなどで聞かれるそういう部分でした。
今回、笙がまさにそれだったのです。笙はぶつかっても解決してないのに・・
 
篳篥も不思議な魅力でした。

長くなってスミマセン。 次回が楽しみです。

投稿: toko | 2014年3月22日 (土) 10:42

tokoさま、

いつもとても丁寧なご感想、ありがとうございます!
すごく真剣に、鑑賞してくださっているのですね。

わたしがお伝えしたいことを的確にご感受くださっていて、とても励みになります。

1割、2割の人しかわからなくても、伝えたいことをとにかく伝えていこう、と思っているのですが、tokoさまの感性にフィットしたようですね。

楽曲の構成は、何しろ、雅楽の場合、テンポが遅いので、フレーズのまとまりを聴き分けるのはおそらく相当なれてこないと、、、と思います。

ただ、なんとなく馴染んでくると、はまられるのでは(どんなジャンルの音楽でもそうなのでは、と思いますが)。

>全ての音が、ストレートに音程をだすのではなく、探りながらたどり着くような出かたでそれも魅力的

<そうなんです。
雅楽には、「つかず離れず」という言葉がありますが、音と音との関係がアバウトながら、するすると寄り添ったり離れたりして、その緊張感がおもしろいのです。

篳篥と竜笛も似たような旋律を奏でていながら、まったく違う世界観のなかで、動いています。

次回はまた、リードオルガンとのコラボの予定です。

どうぞお楽しみに。


投稿: 伊藤えり | 2014年3月22日 (土) 20:28

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