体でリズムをとらないこと!
JEUGIA京都駅での新年の初稽古に見えられたかた。
多少、笙の心得がおありだったかたなのですが、体で拍子をとるクセがついていました。
そして小拍子の最後のほうで、しゃっと指を擦って放す。
(このクセがおありのかた、ときどき見かけます。。。)
どうしたものかな、と思っていましたが、「一筆書きで、『の』の字を書くイメージで、四拍、とってみてください」と言ってみたら。。。
だいぶいい感じで、息の張りがついて、体を振って拍子をとるクセが止まりました。
日本の他の芸事もなんでもそうだと思うのですが、いったん「型」にはまらないと習得できない部分があるので、最初は窮屈です。
高校生のとき、制服がない学校に通っていました。
今思うとかなり個性的な学校で、県立高校で進学校ながら東京芸大への進学率が音楽、美術とも比較的高い学校でしたが。。。
体育の授業のときだけは、さすがに全員お揃いのジャージ。
このときにふと、(あー、それぞれ好き勝手な服装でいるより、同じ服を着たときのほうが、個性って発揮される部分もあるんだな)と思いました。髪型とか、服の形や色とかではなく、同級生たちの「人格」とか「人柄」の部分を皆が同じ格好をしているときに、より強く感じたのかもしれません。
「型」にはまるまでがまず時間がかかり、この習得だけで終わる人もいれば、そこにすらたどり着かない人もいます(型なし?)。
子供の頃、あるいは比較的若い時期に型を身につけ、そこから出ていく人もいます(「型破り」)。
進化の過程で言えば、DNAの配列が変わる、というようなものでしょうか。
もちろん、型のなかだけで、大成する人もいます。
どれがいいか、すぐれているか、ということではなく、「個性」ということだと思います。
お話はとびましたが、、、
「型」にはめ込む指導も大事なのですが、そこに至るまでの過程は各人さまざま、生徒さんのクセやパターンに対応する指導を心がけています。
ご興味がおありのかたは、ぜひ体験教室などにいらしてください。
JEUGIAミュージックサロン京都駅
http://gakki.jeugia.co.jp/kyotostation/course/original/other.html#shou
その他の京都教室、東京教室
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