笙を温めるのに時間がかかりますが、
この季節、すっかり気温が下がってきて、笙を温めるのが大変です。
でも、しっかり温めて吹きましょう。
先日、「これまで、教材を使って、ほとんど独学で、越殿楽を勉強しました」というかたがお稽古に見えられました。
使われていたのは、「はじめての雅楽」。
三管のことがコンパクトにまとまった、いい教材だと思います。
ただ、やはり独学には限界があります。
笙は特に楽器の扱いかたが適切でないと、楽器を壊してしまう可能性もあります。
そこまでいかなくても、ベストのコンディションを保つのは、習わないと難しいでしょう。
先日いらしたかたも、「えっ、こんなに温めていいんですか?」
「こんなにきれいな音が出るんですね」
と、驚かれていました。
笙を温めるのも、「何分」とは言えません。
今時分の季節と、8月ではまったく違います。
8月でも、クーラーの真下などにいると、まったく温まりません。
手で、感触で計って、「これくらい」というのは、活字にはできません。
でも、合竹と手の図などもあって、非常にわかりやすく、工夫された本です。
実際に先生に習いながら使うのには、お勧めです。
今は本当に、いろいろな教材があって、恵まれた時代だと思います
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