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2013年11月13日 (水)

めぐり

各調独特のフレーズ感、旋律のことを「めぐり」という

「めぐり」が違うよ、と昔の先生はよくおっしゃっていたけれども

ちょっとしたニュアンスでめぐりは違ってしまい、別の調になってしまう

季節の「めぐり」という言葉にも符号する、調の特徴的な感覚。

さりげない言葉ながら、深い意味合いがこめられているように思います。

ただ、笙の奏者にはその部分はいかんともしがたいので

笛さん篳篥さんよろしくお願いいたします。

だんだんと、めぐりの感覚がなくなって、平板になっているように思えるのです。

笙の唱歌だけは、めぐりを失わないように頑張って指導していますが。

チューナーでは説明できない部分かもしれません。



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