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2013年10月31日 (木)

祝16万アクセス突破

携帯からのアクセスも5万を超えていました(カウンターには表示されません)。

2009年のCDリリースをきっかけに、始めたブログです。

ご覧くださっている皆様、本当にありがとうございます。

今後もマイペースながら、がんばります

どうぞよろしくお願いいたします。

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近鉄線の不思議と楽しさ

「新幹線に乗れない 農薬被爆列島」

という本があるそうです。。。


わたしも、毎月新幹線で京都東京間を往復利用、しかも「ぷらっとこだま」ですから。。。

片道4時間。しかも完全に密室状態。。。

事実を知りたい気もするけれど、反面、怖くて読めないなあ、、、と思いながら、のんびり、いつもの近鉄線に乗っていたら。

えっ?

つり革に。。。

クモの巣がはっていて。。。

クモもいるよ。。。

電車とともに、揺れてます。。。

さすが田舎の電車だなあ。

でも、強力な殺虫剤は車内では使っていない、ということですね。

お客さんの体についてきたら、数時間で巣も作るでしょう。

次の清掃で、おそらく駆除されてしまうでしょうけれど。


これぐらいの、「ゆるさ」って、とてもいい。

もちろん、クモが車内にいるなんてけしからん、という人もいるかもしれませんが。

計器類に紛れ込んだら、それこそ危ないかもしれないですし。

でも、近鉄線ぐらい「ゆるい」と、人力で駆除しても、当面はそれで間に合うのでしょう。

あ、そういえば、近鉄線では、優先席に座って、携帯やスマホをみていると車掌さんに怒られます。しっかり。


関東では、一度も体験したことがありませんでした。

こういったマナーの「厳しさ」はむしろ、いいなあ、、、と思います。

わたしもipod touch を見ていて、何度か怒られましたが(携帯じゃありません、と逆に抗議)。


そういえば、「古今著聞集」でしたっけ? 
ずっと吹かれていなかった笙を奏したら、なかにクモがいて、吸い込んでしまい、大恥をかいたという、昔のお話。

そのうち「抗菌」の笙とかもできるのでしょうか

カビも生えません、とか。

そんな管、吹きたくないです。

クモを吸い込むのも嫌ですが

松やにや蜜蝋には、ナチュラルな抗菌作用があるそうです。

ゆるーい、自然界の仕組みを利用するほうが好きです。

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2013年10月30日 (水)

近鉄線の不思議(3)

「近鉄鉄道まつり」があるらしい。

http://www.kintetsu.co.jp/all_news/news_info/saisyuu.pdf

「JR東日本まつり」、なんてどう考えてもあり得ないですよね。

行きたくなってきました。。。
(お仕事っ!)

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2013年10月29日 (火)

近鉄線の不思議(2)

明らかに駅構内の時計は、1、2分進んでいます。

「間に合わない」と思っても、間に合うことが多いのです。

駅員さんも親切で、走り込む乗客を待ってくれています。

「時計があっていない」と苦情を言う人はまずいないでしょう。

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2013年10月28日 (月)

近鉄線の不思議な魅力

近鉄線の不思議な魅力
見たことのない車両です。貸し切りみたいで、団体さんが西ノ京で降りていました。
近鉄線は、色々な意味でレトロクラシック、鉄道マニアの気持ちがわかるような。

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2013年10月26日 (土)

東京教室を終え、

やっぱり台風は避けて通る伊藤。

数日前からの生徒さんの不安をよそに、「大丈夫、大丈夫」を繰り返し、今日も東京でのお稽古が終わるころには晴れ間が

ただいま新幹線で移動中です

音輪会の合奏会、間に合うかな!

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2013年10月25日 (金)

11月14日福井

福井北ノ庄クラシックスにて。

Mae_omote_1017_2


作曲家の山口紀子さんは、10月19日のコンサートにも福井から駆けつけてくださいました。

長身の颯爽とした女性は、会場でも目を引いたのでは?と思います。

気さくでとてもお話がしやすいかたでした。
山口さんは、アメリカでのご活動がながかったみたいです。

「ちび」のわたしとは、対照的な雰囲気をお持ちかたなのですが、なぜか、話の方向性はお互いに近いものを感じています。

わたしは最終日にパーカッションの小幡享さんと、山口さんの作品を演奏します。

どんなコンサートになりますか。。。
お問い合わせは090 7744 9069(北ノ庄クラシックス)へ。。。

すみません、素敵なフライヤーなので、アップしてみましたが、データが大き過ぎ、縮小しないと載りません
見にくくてすみません。。。
わたしは14日、19時からの演奏に参加です。
2,500円(前売り)3,000円(当日)

Mae_ura_1017_2

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よりよい

お客様を育てたい

雅楽を初めて聴いて、

もう2度と、聴きに行かないだろう、という人たちにたくさん出会う

鑑賞のとっかかりがない

ものすごく「原始的な音楽」だと思われる

あまりにもわたしたちが「音楽」と言っているものと、かけ離れているから
(わたしたちがあまりにも狭い認識で「音楽」というものを定義しているから、なのだけれど)

あるいは、「自然の音だ、宇宙の音だ」とやたら持ちあげて

実際には全然音は聴いていない

そしてすぐに飽きてしまう

今年の春にも、屋外の舞楽で、調子が始まった途端に「あー、長いからもう行こうよ」と言って去って行った人たちがいた

その気持ちも、とてもよくわかるから

ほんのちょっとした、鑑賞のとっかかりを作りたい

耳に馴染ませるきっかけをつくりたい

しっかりした客層が育っている、お能や歌舞伎、文楽が羨ましいと思った

でも、雅楽には雅楽の道があるはず

そんな想いで

日々

走り回っております

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19日アンケート、いただいたメールより

●平調調子、あそこまで美しいとは夢にも思いませんでした。
  笙にあんなパワーがあるなんて。
  会場内を歩き回られたのも、非常によかったです。
  パチパチはじけると色んな芳香が漂う泡のたつ、
  音のお風呂に浸かっているような気持ちでした。  

●来年から教員になるので、今回のお話を子供達に発信していきたいです。

●すべての曲が体にしみ込みました。

●今日の最後の曲にはうたれました。胸がつまって泣き出したい程でした。
  タンギングしながら音が重なっていくのがきれいでした!!

●非常に興味深くお話を聞かせていただきました。(とても難解ですが)。
  今後、回を重ねて参加させていただき、少しずつ雅楽の知識を深めたいと思います。

(抜粋です)。

ご感想、ありがとうございました。

皆様のご感想はとても励みにもなり、またよりよいコンサートを続けていくための参考になります。

完全自主企画は久々のことで、まだまだ至らない点もございますが、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

第2回「笙の響きと雅楽の愉しみ」は、同じ会場(毎日新聞社京都支局7Fホール)で12月7日(土)14時開演の予定です。
よろしくお願いいたします。

ご予約は伊藤 for_solo_voice@nifty.com まで。





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2013年10月22日 (火)

久々にsound cloud アップロード

19日にも演奏した曲ですが。

↓会場となった毎日新聞社ホールで、試しに録音したもの。

テーマだけなんとなく決めて、あとは即興です。

途中で破綻したような気がしていたのですが、今聴いていみると、結構おもしろいので、とりあえずアップします。

19日は、もう少しまとまった演奏になりました。

ほとんど即興です。

タイトルは雷神(Raijin)です。

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2013年10月21日 (月)

晴れ女の不思議

19日。

予報では午後から晴れ。

午前中は雨模様。奈良を出るときには雨。
神宮丸太町に着いたときには、雨があがっていました。

毎日新聞社の榊原さんは「午後は降るみたいですよ」とのこと。

でも、午後から晴れ間がのぞき始め、終演後も晴れ。

その日は柏から駆けつけてくれた母と京都一泊。翌日は雨。

昼過ぎからやや雨足が強くなり、東京方面に戻る母から「西ノ京についたら、タクシーを拾ったら?」と言われるくらいにやや強い降り。

ところが。。。

近鉄線に乗り込んで、しばらくするとぐんぐん外が明るくなって、西ノ京に着いたときには、快晴

母と移動中には、タクシーに乗り込んだら、運転手さんが「あっ、前の車、四葉のタクシーですよ!」と教えてくれました。

私たちが乗ったのは、三つ葉のタクシー

四葉のタクシーは京都6000台ほどのタクシーのなかで、4台しか走っていないそうです。

それを目撃

なんてラッキーな。

次回は乗りたいです

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コンサート、無事終了しました!

10月19日、毎日新聞社京都支局ホールでの演奏会。
お天気が危ぶまれていましたが、強運の晴れ女、台風がまた通過?という予報もあったのですが、午前中の雨から、午後には晴れ間ものぞき、無事、終了しました。

演奏を交えながらのレクチャー1時間、休憩をはさんで演奏メインの2部が20分程度、の予定が、だいぶ押してしまいました。

前半、会場でマイクを使用したことで、返ってわたしの話が聞き取りづらかった、とご指摘を受けました。

この場を借りて、お詫び申し上げます。

次回以降のPAを注意したいと思います。

京都とその近郊のお客様が多かったのですが、ただ今日本に滞在されている、ドイツの作曲家のかたもご来場くださいました。

驚いたことに、たまたま、笙の研究のために京都に滞在されていて、今回のコンサートのことを知ったとのこと!

なんとまあ、ラッキーなかたでしょう

伊藤笙教室の生徒さんたちのボランティア隊(?)の裏方での活躍も、お見事でした。
午前中からお手伝いくださり、てきぱきと動いてくださって、助かりました。

「ピュタゴラス音律」のこと、かなり「マニアック」な内容でもあるため、途中目が「一文字」(寝てる。。。)になっていらっしゃるかたもいらっしゃいましたが、かなり突っ込んだところまでお話させていただきました。

これまでは、(あ、内容がわかりづらいな)と思うと、さっと話の内容を分かりやすい方にふってしまうのがわたしのやり方でした。「迎合」というよりは、退屈させないための配慮、でした。

でも、これからは(演奏のほうもそうですが)、やりたい方向性を、最後まで押し通してしまおうと思っています。「面白かったです!」とおっしゃってくださったかたも、数名いらっしゃいました。

今後も「エンターテイン」できる要素も盛り込みながら、かなり高度な話も少しずつ、レクチャーに盛り込んでいきたいと思っています。

雅楽をご存知のかたがたには、雅楽の意外な一面が見え、聴こえてくるかも。

雅楽と初めて出会うかたには、びっくり!のことばかり。

というコンサートを今後も目指します!

どうぞよろしくお願いいたします。


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2013年10月18日 (金)

お申し込みは、どうぞお早めに。

10月19日、毎日新聞社京都支局でのコンサート。

「前売り」扱いとなるのは、本日分の予約まで、です。

明日以降は、「当日料金(2,500円)」となります。
ご予約なしで、直接会場へ。

皆様のご来場、心よりお待ち申し上げております

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2013年10月17日 (木)

訂正 福井市でのコンサートの日にち

10月14日拙ブログにてご案内しました、福井市「北ノ庄クラシックス」でのコンサートのお日にちは、「11月14日」です。

いただいていたチラシの草稿に誤りがあり、「13日」になっていました。

そちらを信じて、ブログにも情報をアップしましたが、「14日(木)」が正しい情報です。

謹んで訂正させていただきます。

よろしくお願いいたします。。。

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10月19日コンサート

当日、会場では

☆CD「祈りの海へ・・・」販売 定価2,800円→2,000円で
☆来る11月9日 音輪会演奏会のチケット販売 前売り3,000円→1,500円で
☆「SAVE THE 鵜殿ヨシ原」篳篥のリードとなるヨシを守りましょう!
  署名活動ご協力の呼びかけと、淀川鵜殿の観察会のご案内資料配布

なども行います。

これまでのレクチャーでは行ったことのない、専門的な話も少し交える予定です。
ただ、実際の音を鳴らしながら説明しますので、わかりやすいと思います。

いろいろな資料を調べていますが、ピュタゴラス音律、やっぱりすごいです、そして面白い!

「転調」ができないのが弱いところではあるのですが、笙は「きりのいいところで止めて」いるところが、最大の特徴でしょう。

*お席と資料の準備がありますので、できれば事前にご予約いただけますとありがたいです。新規ご予約のかたは、明日の夕方ごろまでにご連絡をいただけますと嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします。

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2013年10月14日 (月)

11月13日は福井←☆訂正!11月14日です!

福井市の「北ノ庄クラシックス」にて、前壽則さんの個展最終日のコンサートに出演します。

作曲家の山口紀子さんの作品。

パーカッションの小幡さんと。

皆さん、アメリカでのご活躍歴が長いかたがた、みたいですね。

でも、(勘ですが)、その分、和の感覚が際立っておられるようにも。

純アジア系の楽器のわたしは、どのような形で参加させていただけるのか。

今回19日のコンサートでの試みが、「空間」を活かす上で、すごく役に立つような気がします。

明日もホールをお借りして、こつこつ録音を録っています。

明日で大体、完成するといいなあ。。。

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長い目で、

雅楽なんぞに関わっていると、長尺でものを観る目が身に付きます。

100年前は、まるで昨日のこと。

300年前ですか、、、比較的、新しいんですね、などという会話が当たり前(笑)。

原発の問題なども、短絡的な経済の繁栄(実際は、経済の破綻につながっていくと思いますが)、だけ考えないで、ちょっと長いスパンで考えてみたら、あり得ないエネルギーの供給源だと思うのですが。

下記、引用自由ということなので、引用させていただきます。
枝廣淳子さんは、非常に信頼できる情報ソースだと思っています。

日本は、今、孤立した状態で事故の処理にあたっていますが、政府も東電も責任もって対処しているとは思えません。

今すぐ、自分に何ができるか、考えるのは大変でも、「知っておくこと」が大事です。

枝廣さんのMLは、原発の事故時は、確かなニュースが少ないなか、頼りにさせていただいていました。

※メールニュースの引用・転載は出所を添えて、ご自由にどうぞ
(枝廣淳子の環境メールニュース http://www.es-inc.jp)

~~~~~~~~~~~~ここから引用~~~~~~~~~~~~~~

「福島第一原発4号機の燃料プールは人類生存にかかわる問題:
国際社会の至急の対応が必要」

グローバルリサーチ
2013年9月20日 
ハーヴェイ・ワッサーマン

人類にとってキューバミサイル危機以来の最も深刻な危機が、これから2か月以
内に起こる可能性がある。東京電力が、60日以内に、福島第一原発4号機の燃料
プールから1,300本以上の使用済み燃料棒を取り出す作業を開始するからだ。

プールは地上約30メートルの高さに設置されているが、プールもそれが設置され
ている建屋も損傷が酷く、次に地震が発生すれば容易に崩壊する恐れがある。プー
ル内にある約400トンの燃料から放射線が放出されれば、その量は広島原爆のと
きの1万5,000倍を超えるかもしれない。

ジルコニウム合金で被膜されている使用済み燃料棒は、空気に触れると発火する。
被膜されていない燃料棒から放射線が放出されれば、近くで被爆した者はほぼ即
死する。火災が起きれば原発から全員避難せざるを得ず、電子機器の運転ができ
なくなる。

4号機の燃料プールを空にする作業は技術的にも科学的にも非常に難しいものだ
が、100%完璧に行う必要がある。もし失敗すれば、燃料棒が空気に触れて発火
し、恐ろしい量の放射線が大気中に放出される。プールが落下して崩壊すれば、
プール内の燃料棒が核融合や爆発を起こし、さらには放射雲が発生して全人類の
健康と安全を脅かすかもしれない。

東京電力にも日本政府にもこれに対応するための科学的・技術的・経済的資源が
ないことだけは確かだ。喫緊の課題は、4号機の燃料プールからできるだけ早く
安全に燃料棒を取り出すことであり、そのためには全世界が協調して最高の科学
者や技術者を動員しなくてはならない。

また、東京電力は原子炉への注水を続けており、数千トンもの高濃度放射能汚染
水が発生している。汚染水は4号機の燃料プールを支える構造物をはじめ、福島
原発に残っている構造物を蝕んでいる一方、太平洋にも流れ込んでいる。

汚染水の大半は現在、原発構内の急拵えの脆弱な巨大タンク約1,000基に保管さ
れているが、すでに汚染水漏れを起こしているタンクも多い。次に地震が発生す
れば、全てのタンクが壊れ、半減期の長い放射線物質を含んだ数千トンの水が太
平洋に流れ込むだろう。

4号機からわずか50メートルのところにある脆弱な共用プールには、現在、プル
トニウムを含む核燃料集合体が6,000本以上保管されている。福島原発には、1
万1,000本超の核燃料集合体が散在し、セシウムの量はチェルノブイリの85倍以
上になるとも言われる。

チェルノブイリの最初の放射性降下物は、10日以内にカリフォルニアに到達した。
2011年の福島の事故の後は1週間もかからなかった。4号機で新たな燃料火災が
起きれば、生物を死に至らしめる放射性物質が数世紀にわたって放出され続ける
かもしれない。

これは世界中の環境と人類文明の破壊につながる、人類の生存にかかわる問題だ。
そして、行動するための時間は2か月もない。

目下、私たちは、燃料棒を安全に取り出すために世界的な科学者・技術者を動員
するよう、国連と米国のオバマ大統領に嘆願している。
(嘆願は以下のサイトからも可能。
http://www.nukefree.org/crisis-fukushima-4-petition-un-us-global-response)

もっと良い考えがあればそれでも構わない。とにかく、今、早急に何らかの行動
を起こさなくてはならない。

<元記事>
http://www.globalresearch.ca/humankinds-most-dangerous-moment-fukushima-fuel-pool-at-unit-4/5350779

~~~~~~~~~~~~引用ここまで~~~~~~~~~~~~~~

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2013年10月 8日 (火)

関西圏の雅楽は、

本当におもしろいです。

先日、11月9日音輪会の演奏会のためのゲネプロがあり、芝祐靖先生も東京から駆けつけてくださいました。

とても密度の濃い合奏となり、特に左舞央宮楽の楽は、2回目の演奏で、ここ数年来、体験できなかった、軽快でさわやかな演奏となり、とても大きなエネルギーをいただいた思いです。

昔、知人から、芝先生が楽部に在籍されていた頃の、楽部での申し合わせの録音をいただいたことがあります。

今から3、40年前のもの、でしたが、竜笛(音頭の芝先生)が、明らかに全体をリードして、特に加拍子以降、さわやかに盛り上がっていくのが(しかも、本当に自然なテンポで)、神業としか思えず、あっけにとられて聴き入りました。

その体験を思い出し、吹きながら、もう何度も頭のなかがざわざわとしました!

(東儀)兼彦先生や、(多)忠麿先生がご存命だったころの、雅楽の軽やかなノリ。。。

爽やかで、朗らか、自信に満ちた舞楽。。。

わたしが知っていた舞楽は、これだ。。。と思い、ひさびさに「血が騒ぐ」ような体験でした。

大阪楽所の胡飲酒(今年の6月公演)でも、舞が本当に素晴らしくて、深く感動。

こんな天才的な人がいたのか、と本当にびっくりしました。

ちらほらと、そういった人たちに出会うのです。
関西圏の雅楽の奥深さを感じます。

そして、なかなかレビューが書けませんが、9月・東京国立劇場での「高野山舞楽」での南都楽所さんの左舞、雅亮会さんの笛(特に高麗笛の乱声の、透明な緊張感は、忘れられません)、ものすごく印象に残っています。

「どの演奏、どの舞があっている」ということでなく、各団体の個性が豊かに花開いているような気がします。

さて、音輪会演奏会チケットは、わたしのほうからもお分けできます。

for_solo_voice@nifty.com

まで。よろしくお願いいたします。

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2013年10月 5日 (土)

忙しいのは、

19日以降のコンサートでは自作の曲を演奏する予定なので。。。

何もないところから何か作るのって、ほんと、、、大変。。。なのです。

ただ吹いていても座っていても、なにも出てきませんし。


夜中にふっと思いつくことも。

こういうときは普通の生活がめちゃくちゃです。

食事して洗い物をしていても、頭のなかで何かしゃべっています、わたし(怖)。

24時間態勢だなあ。。。

24時間、creation....



コンテンポラリーも好きです、でも、今回のようなシリーズではできる限り、聴きやすい曲を、と思います。

笙を歌うように演奏する、ということが、わたしの長年の想いです。

毎回1曲は「あっ!」というような曲ができたらいいなあ。。。
(抽象的ながら、おもしろいものができつつあります)。

明日は音輪会のゲネプロです。

延只。。。

管絃の醍醐味ですよ!

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さて、

10月19日は毎日新聞社京都支局でコンサート、11月9日は京都春秋座にて音輪会のコンサート、14日は福井市のギャラリーにて演奏参加決定(詳細後日アップします!)、そして24日は東京にて、

http://homepage1.nifty.com/chonto/koten2013/

こちらのイベントに参加します。
http://eplus.jp/sys/T1U89P0101P006001P0050001P002110693P0030001P0006

イー+でもご購入可能です。

企画はすべて、渡邊ちょんとさん。全ての催しを一人で企画されています!!
わたしのCD「祈りの海へ・・・」のジャケットデザインを担当してくだったかたです。
そして、10月19日のわたしの演奏会のチラシも。。。


「自主企画」というのは、本当に大変なのです。
わたしも10月からの自主企画は久々なので、ようやく決意してスタートしたところ。

一つでも大変なのに、これだけ企画・運営できるなんて!
プロデュースに宣伝、現場監督(?)、マネージメント、経理、すべてひとりでこなされているという。。。

多才な人だと思っていましたが、本当に凄い人です。
上記をご覧いただいてもお分かりの通り、広報のクオリティーも高いこと。

まだ演奏者のかたがたともお顔合わせをしていないので、どのような内容になるのかわかりませんが。。。

箏の森川浩恵さんと尺八の松本宏平さんは、若手ながら息のあったベテラン。
笙はそれに乗っかるかたちになるかと思います。

箏と尺八は、6月に

http://app.m-cocolog.jp/t/typecast/636099/536090/76728277

このような機会をいただいて、久々の箏と尺八、(いいなあ、、、)と思っていました。
今回、とても嬉しいです。

ブログに「忙しい」とはよく書くほうですが(笑)、9月に入ってから、ウソのように忙しいです!
9月はほとんどなくて、いきなり10月になったような気分です。

ちょんとさんを見習わないと。。。

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2013年10月 4日 (金)

本日の毎日新聞京都版に、

「笙の響きと雅楽の愉しみ」コンサートシリーズのことが掲載されました!

「笙の響き 愉しんで」 伊藤えりさん レクチャーコンサート

のタイトルです。

早速、毎日新聞を買いに走りましたが

ここは奈良、でした。。。

まずは10月19日のコンサートで実演をお楽しみください。

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2013年10月 3日 (木)

そこに、エネルギーがあるのなら

必ず、ポジティブなほうに変化させることができる

ネガとポジはコインの裏表のようなものだから



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2013年10月 2日 (水)

quad captureと格闘中

本日は毎日新聞社ホールで、「一人リハーサル」。

ホールのあちこちで、音を試しています。
驚異的な残響の長さ。
最初、調子を吹いてみたところ、自分が出している音と、残響とがわからなくなり、戸惑いました。

ほとんどナチュラルな「ディレイ」です。
昔、伶楽舎の海外公演に参加させていただいたとき、ノルウェーのホールの残響が非常に長く、秋庭歌の演奏がことのほか、やりにくかったのを思い出しました。
演出上、演奏者たちがグループに分かれて離れて座るのですが、やはり指揮者がいないため、お互いの音が、頼りです。

でも離れていると、、、、残響にだまされます。
演奏が終わったあと、パーティで現地の方々とお話する機会があったのですが、その話をしたところ、オーケストラでも、残響が長過ぎ、指揮者のかたがやりにくい、と、こぼされていたそうです。
演奏場所で笙の音はまったく異なって響くので、今回は「毎日新聞社ホール」の「笙の音」となります。


いろいろな場、いろいろな状況で試してみたいです。

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2013年10月 1日 (火)

「ピュタゴラス律」の話

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なぜ、今回ピュタゴラス音律のお話をするかといいますと。

関西に来て、長年笙の調律をされているかたからご質問を受けたのですが、「ピュタゴラス律」のことをまったく理解されていなかった。。。
そのメリットとか、デメリットとか。
で、非常に驚いたのです。
質問をされてこられたかたは、「チューナー」のお話に終始されていて、「目盛りをいくつ、ずらして」ということばかり。
これは、きちんとしたことをもっとたくさんの人に広めなければ、と思いました。
わたしは平均律からいくつ、目盛りをずらすのか、その数値は知りません。。。
今は、もっと便利なピュタゴラス律がとれるチューナーもありますしね
でも、最後は耳だよりです。。。
チューナーで合っていても、耳が納得しないことがありますから。
そのあたりのことも、今回初めて笙の音を聴かれるかたにも、笙の調律でお悩みのかたにも、お話できたら、と思っています。
実演で、音をお楽しみいただきながら。よろしくどうぞ。
↓チラシの裏面です。

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