明日、大安寺で、
このような、貴重なイベントがあります。
こういったこと、どうしてもっとアピールしないんだろう?
と、思います。
雅楽の関係者も。。。
また、奈良市、ひいては、奈良県も。
実は、先のブログにも書きましたが、9月14日は国立劇場で、貴重な公演があり、そちらは拝見させていただく予定でおります。
そして、9月7日、こちらも非常に貴重な公演かと思いますが。。。。
が、横浜能楽堂で、あります。
最初は、両方の公演にかけて、東京に滞在しようかと思っていたのですが、関西での仕事が終わらなくて、日程的に無理そう、、、
そこで、国立劇場のほうの公演を選びました(究極の選択?)
でも、ベトナムの雅楽も、観たいな、聴きたいなー、と思っていましたら。。。。
なんと、奈良で、ご奉納の演奏が!
ベトナム僧「仏哲」といえば、インドのボーティセーナ(菩提僊那)、とともに、日本の雅楽の「唐楽」の元となった、音楽と舞(唐楽のなかでは林邑楽)を伝えてくださったかたです。
いしにえの奈良、大安寺で、楽と舞の伝授をしてくださったかた。
752年、東大寺の大仏開眼供養の際にもご活躍されたことが記録に残されています。
1250年後の日本で、二つの雅楽が出会う。
東京での公演の前に、奈良にいらして、西大寺に住まわれた仏哲への鎮魂のためのご奉納、ということになるのでしょうか。
ベトナムの雅楽は、15、6年ほど前でしたか、1度、聴いたことがあるように思いますが、日本の雅楽とはまったく異なった感じで、非常にシンプルなものでした。
なんか男性二人が、延々と、「どどどどどど」と小さな太皷を打っていらしたような。
「次の瞬間にこそ、何かが起こる!」と期待して聴いていたのですが、、、
結局最後まで、「どどどどど」で、終わってしまいました
チラシを拝見すると、今回はもう少し華やかな演目のようです。
雅楽の絆は、本当に深い、と思うのです。
アジア圏の、千年を超える絆。
その片鱗が、今日本に伝承されている雅楽にも、残されています。。。
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