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2013年6月13日 (木)

完璧な楽器なんてない

最近は、目が疲れるので、余力があるとき以外は人の調律はお受けしていませんが、ときどき、とてもよい音の楽器が回ってくることもあります。

さわやかで、涼やかな音!

ただ、この管だと、息はちょっと辛いなあ。。。

篳篥の人たちがリードづくりで苦労されていて、たくさん吹き込んで、ようやくいい状態になってきた。。。と思ったら寿命が来る、という話と、ちょっと似たところがあるのかもしれません。

「この条件とこの条件は、両立しない」というところがあると思います。

ただ、両方欲しいと思うのも演奏者の強欲なところで

欠点を殺しつつ、長所を活かしつつ、調整をして、あとは演奏者次第、というところでしょうか。。。

完璧があり得ないから追っていきたくなる、これは人間の業(ごう)であります


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