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2013年5月 9日 (木)

初心者の皆さん、お稽古のポイントです。

まずは、唱歌を練習しましょう。

洋楽の感覚に慣らされているわたしたちは、どうしても「譜面の解読法」を一生懸命に勉強しがちです。

Photoもちろん、譜面が読めることも大事ですが。。。

唱歌というのは、実は、「相手の音を確実に聞き取る」練習でもあるのです。

そしてその音を「口でまねる」練習です。

また、腹式呼吸で歌を歌うことで、もちろん楽器を吹奏する際にもとても役に立つと思います。

笙は、特に、演奏者が何も考えなくても、割と「きれいな音」が鳴ってくれる楽器です。

逆に、何も考えないで、ただ譜面通り、機械的に吹いてしまうことも。

「きれいな音を出そう!」という意識で演奏することで、格段に演奏もよくなり、合奏の雰囲気も変わってきます

「相手の音を正しく、聴き、理解し、それを再現する能力」

これをまず、唱歌で習得し、合奏で活かしてください。

でも、これって、言語でのコミュニケーションにも通じるところがありますよね。。。

「相手の話をまず、しっかり聞く」。

生きる基本、であります。。。

写真は画像が暗め、ですみませんが、5月2日東大寺聖武祭の際に撮影した「幡」のアップ。雨もぽつぽつ降っているくらいだったのが、鏡池での舞楽が始まる頃から晴れ始め、後半は快晴に!

晴れを呼ぶ雅楽!

さて、この幡のデザインのモダンで素敵なこと!
部屋に飾りたい(笑)。

全容は長さ4、5メートルはありそうな巨大なものです。


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