東大寺聖武祭での舞楽
もう、駆け足で聖武祭、行ってまいりました。
西ノ京からのバスは遅れ。。。天皇殿での法要は逃してしまったのですが、
鏡池での舞楽、もう何年も前から拝見したかったので、ようやく夢が叶いました!
途中から晴れてきて、鏡池は、まるで「鏡面仕上げ」のようにキラキラしていました。
ツィッターで書いたかもしれませんが、関西では迦陵頻と胡蝶を頻繁に拝見できるのが、とても嬉しいです(写真は胡蝶)。
東京では、迦陵頻でさえ、拝見する機会が少なく、胡蝶に至っては皆無、でしたから。。。
写真は遠景ですみません。。。アップの写真もとったのですが、「リサイズ」が手間なので、まずはこの1枚。
演目は振鉾(一節、二節)、迦陵頻、胡蝶、落蹲(関西では納曾利、ですか。一人舞)。
意外だったのが、長慶子がなかったこと。
また、胡蝶が終わるころにちょうど、お練り行列が近づいてきて、道楽の響きが。
目の前の雅楽が終わるころに、遠くから雅楽の音が近づいてくる、というのもいいですね。
もったいないと思いながら、3時からのお能はパス。。。
いいタイミングで東大寺側に止まった「六条山」行きのバスに飛び乗って、帰宅しました。
内容をまったく知らないで、ご覧になっているかたも多かったようなので、もっときちっとした説明書きなどがあればいいのになあ、、、と思いました。
地元の奈良の人にお話をしても「そんなものがあることさえ知らない」というかたがほとんど。
何万人もの人が押し寄せる、「お水取り」以外にも伝承されている大切なものがあることをもっとアピールできたら、もっといいのでは、、、と思います。
ですが、東大寺さんの啓蒙のセンスは、とても好きです。。。
東大寺ミュージアム、駆け足で観てきました。
法華堂の修理も終わり、5月18日から公開。
日光月光菩薩さんはミュージアムに残られるそうです。。。
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