音律のこと(2)
ピュタゴラス音律、って名前だけ知っていてもだめで(笑)。
以外と、マルチテンペラメントのチューナーで基音430にして、「PG」表示にして、使っている「だけ」の人もいるようで、びっくり∑ヾ( ̄0 ̄;ノ
また、ピュタゴラス音律だと3度音程はぼろぼろ、かと思っていたのですが、そうでもないみたいですね。。。
ただ、笙の調律法だと、結構「いけてる」3度は、也とか毛にリードをつけたときのほうができやすいようで。。。
「ウルフ」が出る位置を変えて調律してみたら、どうなるのだろうか!!!
今日はチューナーのメーカーのコルグさんにまで電話をかけて質問してしまいました。
一応、雅楽の笙の演奏をしているものですが、と断ったものの、、、名前を言うのを忘れました(問い合わせで、名前を言わない人を嫌うわたしなのに、、、とほ)。
電話に出た人は、非常に丁寧に答えてくださり、しかも音律にかなり詳しい人で(当然か)、質問の意味も理解してくださいました。
大体は納得がいったところも多かったものの、解けなかったところ、そして新たな疑問点も。
どうせ、外で舞楽なんて吹いているときは、そんなにピッチなんて関係ないんじゃない?というおおらかな人もいらっしゃるかもしれません。
ただ、ピュタゴラス音律って、言ってみれば、一番、「原始的」な調律法。
だからこそ、ぴったりあわせられるはずだし、何より、昔の雅楽の録音を聴いていると、笙の音がぴたーっと、少しもピッチがうねらず、もうぴたーっと聴こえてくるのが、すごい!と思えて。。。
要は、きれいに聴こえれば、よいのです。
チューナーぴたっりだと、返っておかしくなることもあります。
と、簡単に書きますが。。。
まずは青石をするところから、というのが笙のつらいところであります(´・ω・`)
固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)