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2012年9月29日 (土)

厳島神社御奉納演奏

夕刻の御奉納演奏を終えて、10時半ごろ奈良に戻りました。

今回は、もう本当にお久しぶりで、芝祐靖先生とご一緒させていただくことができました。

わたしの真後ろで、吹かれていたので、とても緊張。
(わたしは今回は太皷でしたので)。

ただ、凄かった。。。

感動を通り越してちょっとショックです。

「龍の笛が、龍が、火を噴いているような」凄まじさでした。

言葉にしてしまうとあまりに陳腐なのですが。

深い時間を過ごさせていただきました。

ああ、本当に、ショックだなあ。。。


厳島神社はもう、まるで見る時間がなかったのですが、こんなに優雅で繊細な雰囲気がある神社さんは、初めてでした。

「麗しい」神社さん。女性の神様がご祭神、だからでしょうか。。。

広島も、とても好きになりそうです。。。






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厳島、ご奉納を終えて

厳島、奉納を終えて
素晴らしい場所です、厳島神社。

夢のような時間でした。これから新幹線で帰ります!

さあ、次は香港です…

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アナゴー☆

アナゴー☆
エネルギー補給。

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さすが

さすが
宮島。今日の天気はマイルドな曇り空です。

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2012年9月28日 (金)

宮島口から

宮島口から
ひゃー、またきれいなお月様!生まれて初めて来た広島。

明日はお天気になりますように。無事に演奏を終えられますように。

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2012年9月27日 (木)

来たー!

ようやく2曲目の譜面が来ました!

タイトルは、「Emergence」。漢字で「飛天涅槃」とも。

ふむ、なるほど。。。

笙のパート譜だけが届きましたが、全音符にフェルマータの連続。

「とてもシンプルな曲」とメールで書かれていたのは、こういうことだったのですね。

でも也と毛の音も入り、和音的には複雑な響き。

現地で渡されなくて、よかった

 

早速あたります。

明日は、宮島入り。

あさっては、いよいよ、厳島神社です。

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世界中には

いろんな音楽があるなあ。。。

中国の、さらさらという絃楽器群の合奏を聴きながら思います。
明るくて勢いのよい曲なのに、凛としていて、ふっと淋しさが漂います。


地球上に生まれて、

風のように消えていった音楽もある

でも、本来、音楽は人と同じで、そういうものなんじゃないだろうか
鳴らした瞬間に、霧散していくもの


1000年後、雅楽はもうこの世には残っていないのかもしれない

と、ふと思った


ペシミスティック(悲観的)なニュアンスでなく、ふと、思った

こんな風に思えたのは、初めてのこと。

悲しいとか、残念無念とか、そういう感覚なしに、ああ、ないのかもしれないな。。。と。

「人の営み」とはそういうもので

残るとしたら、残る。

残らなかったら残らない。


そしてそのときには、また新しい音楽が生まれているのだろう、、、と思う


だから、今は、鵜殿を残すために、

やれることをやっておきたい

雅楽を広めるために、やれることをやっておきたい

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2012年9月25日 (火)

平安の厳島神社では

厳島神社の巫女ふたりが髪をあげて、唐風の装束をつけて後白河法皇の前で舞ったのは、五常楽と狛桙だったのですね。
(梁塵秘抄口伝集から)。

左舞と右舞ですから、どちらも一人ずつで舞ったのでしょうか。

なんとも不思議な気がします。
平安時代の舞楽。。。

若々しい巫女ふたりが、まだ改築後新しい厳島神社で、海風に装束をなびかせて舞を舞ったのなら、なんとも、それだけでもご神気を感じさせるような風情だったのでは、と思います。

その日、海の様子はどんなだったのでしょう。どんな日差しのなかで、どんな風が吹いたのでしょう。風に流れながら、当時の雅楽は神様のもとに届いたのでしょうか。

後白河法皇がわざわざ残しておられる記録。。。
よほど心に残るものがおありだったのでしょう。

わたしはテレビの平清盛は見ていませんが、わずかな記録からもいろいろなドラマが想像され、わくわくしてしまいます。

以前、買っておけばよかった、、、と悔やんだ本(?)があります。
かなり昔の、巫女舞の写真がたくさん載った、とある神社さんが発行した、カタログのようなもの。

神保町の古本屋さんで手に取って、さんざん迷った挙げ句、買わなかったのですが。

巫女さんが、それはもう、コワイくらいに神秘的だったのです。
ただ「きれい、、、」とか、「初々しいとか」、そういった感じではなく、扇を構え、重心を落とした姿は、ただならぬ感じでした。
鋭く切れるような真剣さが写真から伝わってきて、ひやりとするような。

古いモノクロ写真の独特の雰囲気が、余計にそう感じさせたのかもしれませんが。。。

29日、広島、厳島神社。

平成の音輪会の御奉納舞楽は、なんとものんびりした風情ですが、とにかく機会をいただけたことは、ありがたいと思います。

音輪会の皆様、どうぞよろしくお願いいたします。

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毎日やりたいことがてんこ盛りで。。。

寝るのがどんどん遅くなってしまいます。あー、もう1時です。。。
来月の東京は、、、19日ごろから出る予定です!

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2012年9月24日 (月)

早く寝ないと、、、と思いつつ。

もう1件、香港について。

昨年初めて香港に行き、今年もお声をかけていただきましたが、とても居心地がよいところです。

滞在したホテルは香港大学の側のTraders というホテル(シャングリラ系?)でしたが、レセプションも若いスタッフがきびきびとして感じがよく、「国際的」な雰囲気でした。
常連客の欧米人らしき人もみかけましたし。

仕事のやり取りはメール(英語)でしていますが、書類の準備から、契約関係のことから、とても洗練されています。

かといってきちきちし過ぎていて、「しんどい」ということもなく、アジア的吞気さもあって。。。

昨年は、本当に慌ただしいなかにも、居心地がよかったのです。

演奏する曲(譜面が届いているもの)は、いかにも中国!という感じの曲です。

中国的な音律には、実は、笙はぴたり!はまります。
それは、笙のご先祖さまは、中国からやってきていますから(笑)。

日本の笙で、まだまだ試してみたいこと、たくさんあるなあ。。。

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それにしても香港、、、

譜面、まだかしら

共演の琵琶の奏者のかたは、あちらでは大ベテランの女性のようです。

結構、こちらは身構えているのですが。。。

香港からは「笙のパートは即興ベースの曲ですから、大丈夫!」みたいなのんきなご返信が。。。(さすが大陸的。。。)。

まあ、なんとかなるか。。。(こちらも雅楽的アバウト、笑)

wuji ensemble、若い女性の中国伝統楽器のメンバーのアンサンブルみたいですね。

なんか、ちょっと新鮮です。。。

日本でやれるといいなあ



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2012年9月23日 (日)

音輪会練習会

本日は京都で音輪会の練習がありました。

厳島神社ご奉納舞楽の練習などなど。

考えてみたら、厳島神社で陵王の太皷、、、なんて、最高です。
気持ちよく打てるように、直前まで精進を続けたいと思います。

雅楽を続けていくのは、辛いこと、困難なことも非常に多いのですが、こういった機会をいただけるときは、本当に報われる思いです。。。

体調管理をしっかりしながら、がんばります

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厳島神社

9月29日、3時半から。
音輪会による舞楽の御奉納があります。
厳島神社での奏楽って、どんな感じでしょう。。。

奉納は、舞楽喜春楽、蘭陵王、古鳥蘇。

芝祐靖先生も笛でご参加くださいます。

わたしは全曲、太皷で参加させていただきます。

あの舞台で、太皷って、ちょっとぞくぞくします。

厳島神社へのご参拝料以外、入場料などはかからないそうです。

機会がありましたら、ぜひともお参りのおついでに。

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2012年9月22日 (土)

睡眠不足なのに、

珍しく、昨晩は多分4時間ほどしか寝ていないのに?
まったく疲れませんでした。

睡眠が8時間とれないと、基本、くたびれる人なのですが。。。

よい周期とタイミングで起きられたのかな?

寝る前に試した、整体の本に載っていた体操が利いた?

今晩も試してみます♪

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2012年9月19日 (水)

呼吸のコントロール

笙は、楽器(特にリード)によって、息を入れたときの感触がまったく違います。

薄くて反応のよいリードなら、当然、「たーん」と鳴りやすいですが、気替えが雑になりやすいです。

厚いリードはゆるやかに立ち上がることが多いのですが、息を張ったときに響きのある音を作れることが魅力です。
ただ、厚いリードは概して立ち上がりが鈍いものも多いです。

長所と短所は概して、裏と表。
人間と一緒です。。。

もちろん厚さだけでなく、リードの切り方、などのいろいろな要素もあります。
厚いリードなのに、管とのバランスや金属の質などの条件が整っているのか、反応がすばらしくよい管もあります。

どんなリードでも、自分の呼吸をコントロールして使えないと、長い曲は吹けませんし、どこかで「取りこぼし」が出てしまいます。

洋楽とコラボをされるかたは、よくよく注意してください。

音取や調子を、洋楽のときの吹き方のように吹いているかたを見かけますが、別の姿勢、別の息の使い方で臨まないと、何かを間違えたような演奏になります。

今回の東京教室の感想でした。

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2012年9月18日 (火)

新幹線、発車。

新横浜で40分ほど止まったものの、動きだしました。

東京にお稽古にきて、すぐに生徒さんのお稽古など入っているときでなくて本当によかったです。。。

早め早めの予定とか、備えとか、勉強になりますわ。。。

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わわっ、

新幹線が。。。

止まりました。

岐阜羽島、米原間の大雨。

ただ今、新横浜でストップです。

(;ω;)(;ω;)(;ω;)

ですが、このあとすぐの用事がなくて、よかった。。。

「新幹線マイ・ルーム化」して、のんびり帰ります。
今日は飲み物も食べ物もしっかり買い込んでありますので 

V( ̄ー ̄)ニヤリ

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2012年9月17日 (月)

東京教室も終わり。。。

雅楽、そして笙の普及ということを目指して、笙の指導をしている、ということもありますが。。。

考えてみれば、中学生ぐらいのときから「人にものを教える」ことが好きでした。

何かが、できない、理解できない、わからない、、、という人に、(どうやったら、理解してもらえるのかな?)と、まず興味を持ってもらうこと。

そして噛み砕いて説明すること。

相手が「わかる」瞬間、なぜかわたしも嬉しいです。
「ぴかっ」と光る瞬間。

そしてこれが音楽だと、なお嬉しいです。
唱歌などでも、「あ、わかってくれたみたい」という瞬間が、あるときがあるのです。
突然、全体の底辺が、持ち上がるような瞬間。
単に、この音があっている、この音が間違っている、レベルの話、ではないのです。。。

指導でも、演奏でも、そういう瞬間は、ぞくぞくっとします。

生徒さんが、ニコニコしながらお稽古を終えて、お部屋を出られるのを見ると、わたしも嬉しくなります。

楽しい時間をたくさんの人たちと共有していきたいと思います。

さて、関西に戻り、次は京都教室です。

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父は騒ぎ。。。

娘(わたし)は、(比較的)冷静。。。

十月の

香港でのコンサート

香港は「main land」  とは、自分たちは違う、という意識が強いですから、政情については、それほど心配はしていません。

あと2週間程度は、様子を見たいのですが、テレビを見て父がひとりで騒いでいます。

心配してくれているのは有り難いのですが、、、あまり「だいじょうぶなのか」を繰り返されても。。。

確かに映像だけみていると心配にはなりますよね。。。
ただ、映像だけが、全てではないので。

心配なら、香港まで来てください、、、というと、父も静かになります
でも、関空までだって、一人で行くのは大変なんですよー。

Wuji ensemble での演奏。

上記のリーフレットの原稿を送ってくださったのですが(クリックしてご覧ください)、内容が明らかになり、ますますわくわくしています。

タイトルは"Visions beyond", マルチメディアも入った、80分ノンストップのコンサート。
中心となっているテーマは「敦煌」。
敦煌の莫高窟(ばっこうくつ)、ご存知のかたも多いと思いますが、そこに描かれている仏画は、まさに正倉院の世界とだぶります。

わたしが今いただいている譜面も、楽器の編成には、正倉院の復元楽器のような楽器類も非常に多く入っています。

今いただいている曲の、曲調は非常にモダン、、、というか、とても親しみやすいアレンジです。

どのような響きになるのか、本当に楽しみ♪

あとは、あと1曲の譜面が届けば。。。
現地渡しだったら、ちょっときついかも。。。









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2012年9月16日 (日)

世は連休中。。。

明日が連休の最終日だったのですね。
「ぷらっとこだま」チケットがとれませんでした(ノд・。)
滞在を1日、延期。。。

東京で、今期お稽古の日程が合わなかった、明日は空いてますよ!

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香港、、、

このところ、鵜殿関係のことで追われていて、更新が進まず、すみません。。。

現在は東京でお稽古中。

東京のほうには、今、福島から習いに来てくださっているかたがお一人、いらっしゃいますが、今期は長野からも。

遠路から本当にありがたいです。

わたし自身も、今回、東京では舞と笙のお稽古を受け、充実しています。

さて、10月の香港での演奏会ですが、どうなりますか。。。

譜面は古典曲をベースとした「陽春白雪」という曲を1曲、いただいています。
中国の琵琶を中心に、揚琴(チターのような楽器)、柳琴、中阮、大阮など、普段見ないような楽器との大合奏曲。笙は出番は少ないのですが、中国らしい、ほのぼのとした明るい曲で、実際の合奏をとても楽しみにしています。

状勢が落ち着いてくれるといいのですが。。。

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2012年9月13日 (木)

新宿でご飯

新宿でご飯
はいったのは、このお店ではないのですが…

タイ料理のお店の前で。

ケーンを吹いている人形。かわいい。

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2012年9月 5日 (水)

鵜殿関係のQ&A

「プロジェクト越殿楽」
https://sho3ku.cocolog-nifty.com/etenraku/

に綴っていこうと思います(現地にいる人間は、強い

実際に見たこと、聞いたこと、感じたこと。。。

少しずつになると思いますが、今、起っていることを、少しでもわかりやすく、皆様にお伝えしたいです。

よろしくお願いいたします。

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2012年9月 4日 (火)

歴博の雅楽器の展示

9月2日に終わってしまいましたが、歴博の紀州徳川治宝の膨大な雅楽器のコレクション。

(なかなかこれについて書きたいと思っていたのですが、本腰を入れて望む文章は、どうしても時間をとるので。。。雑文ならさらさら、ざくざく、書いてますが)

行けなかった皆様も、せめてカタログ、買われるといいのでは、、、と思います(調べていませんが、国立歴史民俗博物館に問い合わせれば、まだあるのでは、と思います)。

展示内容が優れていただけでなく、研究者の論考も非常に質が高いです。

わたしは、芸大楽理科出身ながら、演奏畑のほうに来てしまい、学術的なことには疎いほうですが、音律論は現代の雅楽の演奏にも関わることなので、非常に関心を持っています。

その意味もあって、遠藤徹先生の論文、お勧め。。。。
江戸末期にこんなに発達した音律論が交わされていたとは!

他の執筆者の論も、多角的な内容で、とても興味深い。。。

雅楽は、やはり。。。

日本の宝です。。。

もちろん、世界にとっても。。。


鵜殿のヨシを守りましょう!

署名活動にご協力を。

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2012年9月 2日 (日)

この季節になると、、、

今日など、本当に月が、もう嘘のようにきれいで、夜に笙を吹きたくなります(さすがに夜中の12時近いので吹いてませんよ!)。

今日の月は、(こんなもの、見たことない!)というくらい、きれいでした。

雲がかかった春日山から、「ぼーっ」という感じで上ってきたのです。

ただ、その「ぼーっ」という光が「ぼーっ」としながらも、異常に明るくて。

(。。。あれ、まさか夕日? うそうそ、東だもの? えっ、UFOじゃないよね?)と、焦りまくりました 

なんだ、なんだ。。と思っているうちに、どんどん上ってきました。。。
月って、結構すごいスピードで上がるものです(ずっと眺めていた訳ではないのですが。。。)

和紙のちぎり絵みたいに、輪郭がぽやぽや〜、とした、でも、妙に光の色が黄色い月。

すごーい。。。

写真が撮れなくて、皆さま、ごめんなさい!

満月を少し過ぎていますが。。。本当に見事な月でした。

来月(太陽暦では今月末)は、仲秋の名月、ですね。。。

音輪会での厳島神社での奏楽、わくわくします。。。

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