夕涼みも兼ねて、、、
大和西大寺駅まで自転車で。
秋篠川にそって、唐招提寺の横を通って、ずんずん進む。
川では釣りをしている人たちが(何が釣れるのかな?)。
帰宅する頃には最後の陽の光が山裾に見えなくなるところ
空には上弦の月。半分に欠けた、新月から7日目のお月様。
ちょうど真下に灰色の雲が細長く、たなびいている。
これが。。。
「本当の」七夕の星空なんだ。。。
最初は、目が悪いから、星はみえないかな。。。と思っていたけれど、暗くなるにつれ、たくさんの星が目にとまるようになる。
誰もいない秋篠川の遊歩道で自転車を止めて、しばし月にみとれてしまう。。。
昔は、星あかりをたらいなどの水に映して、眺めたというけれど。。。
確かに、頭を上にのけぞらせるようにして星を眺めるのは、姫君達にとって楽なことではなく、粋ではなかっただろうから。。。
でも、平成の世では、この田舎の奈良でさえ、あちこちの夜のライトが明るくて
かすかな星あかりが、果たしてたらいに映るのか。。。
朗詠の二星を歌って、しばし、好きな曲など吹いて、雅楽の上達を祈り、古人のかたがたの感性に浸りたいと思います。。。
日本人は、自然から得た知恵で、なんとまあ、「極上の贅沢」を楽しんできたのだろうか、と思います。
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