« 本日は、旧暦七夕。 | トップページ | 夕涼みも兼ねて、、、 »

2012年8月24日 (金)

洋楽っぽくならないように

お稽古では必ず、わたしが歌う唱歌の録音を録っていただいています。

音程の説明なども、ある程度、唱歌の練習が進んでから、にしています。

特に洋楽の素養がある人は、「これは平調という音で、洋楽でいうとミの音、壱越はレの音で」などと説明してしまうと、もうそれで唱歌を歌う癖がついてしまいます。
狭い半音とか、広い5度とか、「ウタ」で覚えるしかないんですよね。

そう、「譜面があって、そこから音を起こす」という風に考えてしまうこと自体が、間違い。

音があって、音から譜面の読み方を覚えていく、ということが理解できないと。

そしていくらA=430Hzでも、「平均律」だったら、まったく「ウタ」(雅楽の唱歌)らしくなくなってしまうというか。。。

むしろ洋楽にも雅楽にも、まったく素養がない人のほうが覚えがよいですね。

「口まね」ができるだけの人のほうが、意識しすぎないから。。。

先入観がなく、素直な人が、一番上達が早いようです。。。


« 本日は、旧暦七夕。 | トップページ | 夕涼みも兼ねて、、、 »

伝承文化」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 洋楽っぽくならないように:

« 本日は、旧暦七夕。 | トップページ | 夕涼みも兼ねて、、、 »