お勧めです。「楽器は語る-紀州藩主徳川治宝と君子の楽-」
東京滞在中、もう、駆け足で、ダッシュで千葉県は佐倉市まで行ってまいりました。
古い楽器の展示や古い譜本類は今までになんどか見たことがありましたが、歴博の展示は、さまざまな工夫がなされていて、まったく雅楽をご存知ない人から、実際に演奏をする人までが楽しめるような、貴重な内容となっています。
その内容の充実ぶりから、近年の研究者の充実も感じられます。
繊細な道具類や贅をこらした収納のための箱。
なかには、(これ、まだまだ、いい音で鳴りそう!)という笙もありました。
「篳篥一代、笛は三代、笙は末代(まで持つ)」と申しますが、そうなんです、もともとの作りと手入れがよければ、笙はかなりの年月、持つのです。。。
9月2日まで。京成佐倉の駅のほうが近くて便利なような気がします。
そうそう、併設の「雅楽を伝える-南都楽人辻家資料-」 もお見逃しなく!
うっかりすると見逃してしまうような展示スペース。
しかも、館の職員の人に「南都楽人の資料の展示は。。。。」と伺っても、わからなかった人が!
一度建物を出て、階段を降りて、、、というスペースなので、おそらく、今期、見逃している人は多いと思います。
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