今日は
大阪楽所の装束のアイロン掛けのお手伝いに伺ってきました。
すべて正絹、本物の管方装束。。。
管理がいかほどに大変か、ご想像がつきますでしょうか。。。
会長さんのお話を伺って、これだけの装束を揃えられるご苦労に加えて、管理の大変さもひしひしと感じました。
「持つ」ことには「責任」も伴うもの、とつくづく思います。
2回公演ともなると、舞人さんだけでなく、管方の装束も汗びっしょり。
会員さんで、手が空いておられるかたがたで、分担してアイロン掛けをされている、というのもすごいと思います。
「持つ」ことに伴う「責任」、それを支えているのは有志の皆さんの暖かな手。。。
大阪楽所の一番の強みは、そこなのではないでしょうか。。。
物にも命があって、大切にするほどに愛着が、湧きますから。
こういったことは、とても大事、と思います。
もう20年ほども前のことでしょうか、東京楽所のかつての銀座の事務所でも、多忠麿先生の号令の元、襲装束のアイロン掛けをしたことがありました。
まだまだ装束に触るのも、怖かった頃です。。。
最初は、本当に「怖い」という感じがしました。
今日などは、もう手慣れたもので、下襲など、ばさっ、ばさっと広げてしまいましたが(笑)。
やはり、装束に接する際の、適度の緊張感は必要だな、、、と思いました。
さて、写真はぜんぜん上記の話題とは関係なく、帰宅途中に携帯のカメラで撮ったもの。
なんだかよくわからないと思いますが(笑)、薬師寺さんと唐招提寺さんを繋いでいる道の途中の街灯。
この道、夜の風情が.本当に素敵なのです。。。
特に唐招提寺さんの門前のあたりとか。。。
夜、こんな道を通れるのも、居住者の特権?かもしれません
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