大阪楽所公演のご感想
6月2日の雅楽公演のご感想を、笙の生徒さんや、知人からいただいています。
なにしろ「長大」な曲の演奏会でもありましたので、まったく「ビギナー」のかたには、しんどいのでは?と心配もし、初心者のかたには事前に、「聴き所、見所」などをメールで送っておいたのですが、、、
お寄せいただいているご感想は、とてもよいところを突いておられます
雅楽はまだまだ「アピール下手」な芸能です。
にも関わらず、今世界中から関心が寄せられている、ということさえも日本人は知りません。
いっときは東儀秀樹さんのおかげで、「笙」という楽器も少しは知名度があがりましたが、最近、また若い人に「笙」といっても、まったく想像もつかない、というかたが増えてきました。
啓蒙のための努力は、常に続けていきたいと思います。
事前のちょっとした、一言ふた言の説明が、鑑賞の手助けになり、とてもポジティブなご感想をいただくことは、これまでに何度も経験してきました。
イメージの力、大きいです。
雅楽の認知度が今よりもさらにさらに低く、淋しい思いをしていた時代も体験しています。
それは、ついこの間のことでした。。。
安閑とは、していられません。
若い人たちにも、もっともっと聴いて、観ていただきたいと思っています。
よろしくお願いいたします。
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