合理的でないことも、
今の、現代の感覚で、どう考えても合理的でない、と思えるようなこともにも、
10年続けてみると、わかってくる理由があります。
やっぱり、100年続いていること、1000年続いていることには、それなりの理由があったりします。
「分析」による理解の浅さをつくづく感じます。
「体験」「会得」による理解の深さを感じます。
楽師の先生のご指導のなかには、一瞬「ぽかん」とするようなご指導内容もあります。
そのときには意味が分からない場合も、多々ありますが、10年後に「はっ」となることもあります。
先生方の背後には、約1000年分のメモリーとデータの集積、そしてバックアップがあるのです。。。
と、書いたら、今の人たちにはわかりやすいかな(笑)。
自分でも笙の指導をしながら、時々、「そこは、説明できない部分だから、とにかく、勉強を続けてみて」としか言えない部分が、雅楽にはたくさんあります。。。
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