大阪楽所練習こぼれ話
今回の公演は「春鶯囀一具」が呼び物かもしれませんが、「陪臚」も大輪小輪に続いて「出手」もあり、非常に珍しい機会です。
先日のリハーサルでは、大輪小輪が終わったあたりで、一臈さんと二臈さんが何か言い合っている???
陪臚は大きな桙、盾を持ち、そして太刀を佩きます。
大輪小輪では刀を抜くのですが、、、
練習用の刀とはいえ、桙を左手に、右手に刀を持った二人が、そこはこうなのでは、、、いや、そうじゃないヨ、と言い合っているのですから、何とも物騒です。
見ていた楽人さんたちの間で、だんだんと笑い声が起り始めました。
刀を持ったお二人も、周りの雰囲気に気がついて、苦笑い。
練習日程が詰まっているのですが、日を追うごとに合奏も舞も、よくなっているように思います。
わたしは初参加なので、まだわからないところもありますが、やはり30周年の記念演奏会ということもあって、本番への「求心力」がどんどん強くなってきているように思います。
たくさんの皆様にお喜びいただける、舞台となりますように。。。
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