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2012年5月17日 (木)

春鶯囀一具

今年の2月にリリースされました、「春鶯囀一具」のCD
昭和48年録音、ですから。。。
40年ほど前。
そのLP盤のCD化。

「雅楽紫絃会」は、楽師の先生方によって作られた団体です。
今、お名前を拝見しても、安倍季巌先生を筆頭に、大名人の先生がずらり。

演奏は、今聴くと荒削りな印象もありますが、生き生きとした躍動感が感じられ、若々しく瑞々しい雰囲気。

なんというか、雅楽という芸能が、まだ「録音」ということにさらされていなかった時代の、初々しさも感じられるのです。

演奏者の誇りと楽しさが音になっているような気がします。。。


今度の大阪楽所の演奏会は、もし、雅楽を勉強されているかたでしたら、遊聲と入破だけでも、(なんとなくでも)、暗譜していらっしゃれれば、、、、

より演奏会が楽しくなると思います。

一具は、長いですから。。。
この壮大な組曲が、緻密な構成になっているか、、、

いくつかの旋律を覚えているだけでも、「からくり」がわかりと思うのです。

大阪楽所は、アマチュアの演奏団体です。
ですが、当日は宮内庁楽師の先生方が入ってくださり、特に春鶯囀の舞の一臈は岩波孝昌先生が舞われます(もちろん、六人舞です)。

わたしは初参加させていただきますが、結成30周年ということもあって、出演者の気持ちの高揚感が伝わってきます。

ご来場いただけましたら、たくさんの皆様にご来場いただけましたら、大変嬉しく思います。。。どうぞよろしくお願いいたします。


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