2月4日のコンサート
二胡の沈佳さん、ピアノの梅村知加さんと。
「ラストエンペラー」、演れるのが、ちょっと嬉しいです。
「川の流れのように」
「ハナミズキ」など、ポップな曲も。
二胡って、日本では胡弓のような形で残っていますが、どうして普及しなかったのかな。
ただ、今、ものすごいブームみたいですね。
久々に楽譜売り場に行ってみたら、二胡のための楽譜の多さに驚きました。
沈佳さんの演奏を聴いていると、弾いてみたくなるの、よくわかります。
入場無料、是非、足をお運びください。。。
二胡の沈佳さん、ピアノの梅村知加さんと。
「ラストエンペラー」、演れるのが、ちょっと嬉しいです。
「川の流れのように」
「ハナミズキ」など、ポップな曲も。
二胡って、日本では胡弓のような形で残っていますが、どうして普及しなかったのかな。
ただ、今、ものすごいブームみたいですね。
久々に楽譜売り場に行ってみたら、二胡のための楽譜の多さに驚きました。
沈佳さんの演奏を聴いていると、弾いてみたくなるの、よくわかります。
入場無料、是非、足をお運びください。。。
■ロビーでは、雅楽を奏でる人形と大槻装束店による装束展示もございます。
↑大変長らくお待たせいたしました!
お食事と演奏の会場は別です。ゆったりとご鑑賞いただけます。
演奏曲目は春鶯囀から遊声や入破、双調から数曲を予定。
ご予約はホテルへ。。。
他にも京王プラザでは「全館あげて」、雛祭りイベントに取り組まれています。
http://www.keioplaza.co.jp/event/hina/index.html
こうした別空間での雅楽の演奏も、また楽しいものでは、、、と思っております。
どうぞよろしくお願いいたします。
京王プラザホテル レストラン予約
TEL. 03-3344-0111(代表)
今日は、子供の頃から雅楽に携わっていて、でも先生について、継続してしっかり習ったことがなかったと、おっしゃるかたに指導をしました。
まず最初に、楽器を吹いていただきました。
演奏はそれほどくせがなく、基礎はきっちりとできています。
手移りはまったく問題なし、息の張りも、タイミングがわずかに早いのみで、きれいに張れています。
最初は直すところはそんなにないかな、、、と思っていたのですが、、、
なにか不思議な違和感がありました。
気がつくか、気がつかないか、のほんのわずかな。
楽器のコンディションがよろしくなかったので、そのせいかとも思いました。
では、ちょっと唱歌を。。。
と、当たってみましたが。
「???」
音程はほぼ、あっているし?
でも、何かが、ものすごく、おかしい。。。
おかしいなあ。なんだろう?
何度か歌っていただいて、フレーズのとりかた、何より、拍子の取り方がおかしいことに気がつきました。
早四拍子、膝を打つのは上上横横で、ご本人は打っていらっしゃるつもりが、2拍目、4拍目の拍をほとんど打っていらっしゃらなかったのです。
越殿楽の唱歌が、洋楽でいう4分の4拍子に聴こえず、何かつるつる、のっぺりとした感じに聴こえ、「一体???」と思ったのですが、原因がまずそこにあったようです。
そのことを指摘した上で、もう一度歌っていただくと、「あーっ、ほんとです。2拍目と4拍目、打つようにすると、むずかしいです」。
「笙の唱歌は、篳篥や笛ほどには、実際の演奏には影響しないけれども。。。ただ、篳篥や笛の気持ちを分かってあげるためには、やはりとても大事なものなので、唱歌はもう少し勉強しましょう」とアドバイスしました。
自分では、唱歌のCDなどを聴いていても、気がつけなかった、、、とおっしゃっていました。
そこは、個人指導の妙味です(笑)。
わたしもまだ、雅楽の「拍子」感をうまく言葉で表現できないでいます。
ただ、不思議な凝縮感と開放感、緊張と緩和、色で言えば濃い薄い、があるように思います。
そして、それはまずは唱歌から、体にしみ込ませ、覚えこませていくものだと思っています。
今日は改めて、そのことを感じました。。。
今日は、明るい光のなか、きらきらと降り注ぐ風花を体験しました。
西ノ京の駅まで人を迎えにいって、駅から出たとたん、午後の晴れた空の元、白い雪がたくさん舞い降りてきたのです。
気温は低く、もちろん凍るくらいに寒かったのですが、不思議な優しく暖かい風景でした。
今日は「月の暦」では1月1日、お正月です。
アジア圏では旧暦を捨ててしまったのは、ほぼ、日本だけ、のようですが、月の暦(太陰暦)もまた、自然に即した暦であり、この暦を意識しながら生活することは、非常に有意義です。
女性の体の周期は大体28日周期、自分の体の周期を見ていても、月の影響を強く受けているようです。「農事暦」は太陰暦を元にして作られ、「この日に種をまくとよい」「この日に収穫するとよい」など、合理的に作られています。
今日、改めて「年の初め」を意識して過ごすのも、おもしろいのでは、、、と思います。
お客様用の座布団を出した途端に、ちゃっかり占拠。
生徒さんには、高貴な猫さん、と言われ、ますます偉くなった気分に。
心もち、目線も違う?
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明らかに後半生に入っている訳で(笑)、いえいえ、もしかしたら100歳過ぎまで生きるかもしれませんが?
これからはどんな分野でも、最高にその分野を愛していて、心底打ち込んでいる人、ものに触れ続けたいです。
楽しさが違いますから。。。
先日お会いしたミュージシャンは、すごかったなあ。
「愛」に溢れるかたでした。
存在そのものが「音楽」、みたいな人。
触発されます。。。
コンサートのチラシが届いているのですが。。。
今回は、リンクもアップロードもできない???
どうやるのかしら???(技術力なし)
とりあえず、URLを再掲します。
http://www.city.katano.osaka.jp/docs/2011122800049/
二胡奏者、沈佳さん、ピアノの梅村知加さんと。
2年振りのコラボですが、得に嬉しいのが、「二泉映月」という二胡の名曲とのコラボです。
(これは、本当にしみじみとした、いい曲です)。
そして、今回は、あの曲が、、、あの名曲が。。。
果たして、アレンジできるかな?
(まだ内緒です)。
まだリハが一回もなく、かなりのプレッシャーですが、とにかく楽しみにしています。
こちらも1時間程度のミニコンサートになるようです。
よろしくお願いいたします。
雛祭りにちなんだ、ちいさな演奏会(於・新宿京王プラザホテル)。
双調を中心としてプログラムを思案中です。
桃の節句。
明るい春らしい曲。
この寒い大寒に
春を想いながら、曲目を考えております。。。
昔の雅びなかたがたも、春の芽吹きを待ちわびながら、御遊の演目をわくわくしながら選ばれたのでしょうか。
音に、季節感を刷り込んでいく。。。
年を重ねながら。。。
雅びです。
今回はお食事もついて、お雛様を愛でていただいて、、、、と贅沢な企画です。
詳細はもう少々お待ちください!
明日からまた東京です。。。
21日か22日ごろまで。
ただ今、荷物の準備中。。。
なのですが、えっと、コラボ用の楽譜が、、、
そうなんです、調律のための道具類と、自分の勉強用の道具類の準備が毎回大変なのです。。。
あ、早く準備しないと〜!
二胡とピアノとのコラボレーションコンサートは、お時間は1時間とやや短いです。
ですが、ポップスあり、昔の歌謡曲あり、二胡のしっとりとした曲と竽(う)とのコラボあり、と変化に富んだ構成です。
古典のなかで聴こえてくる笙とは、またひと味もふた味も違った響きをお届けします。
どうぞお楽しみに。。。
昨年度の「終了しました」の記事をまとめる間もなく。。。
本日ようやく、2月4日(大阪)のコンサートの情報が届きました。
一昨年、大阪のラマダホテル・ディナーショーでご一緒させていただいた二胡の沈佳さんとピアノの梅村さんと。
男女共同参画フェスティバル
▼と き 2月4日(土)12:30(開場)13:00(開演)~15:40
▼ところ ゆうゆうセンター4階 交流ホール
▼テーマ 「あったかトーク&コンサート~より価値ある人生を生きるために~」
▼内 容
▽ 講演「認知症の治療と予防~ライフスタイルで予防しよう~」
講師:摂南大学 教授 荻田喜代一さん
▽ コンサート「音楽のきずな世界をつなぐ」
出演:沈佳さん(二胡)、伊藤えりさん(雅楽・笙)、梅村知加さん(ピアノ)
▼入場整理券の配布 1月20日(金)から、10:00~17:00に暮らしの安心課
※ 保育(1~3歳対象、要予約、先着8人)があります。
希望者は1月20日(金)~27日(金)の入場整理券配布時にお申し込みください。
▼主 催 市、交野市女性と文化の集い
で、明日、緊急でお打ち合わせとなりました。。。
まだ演奏する曲も決まっていないし、、、
本当にやるの〜?と思っていましたが(笑)。
皆様に楽しんでいただけるコンサートにしたいと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。
本当に空が広くて、
苦労も忘れてしまう
今年はおん祭り、行けなかったけれど、寒いなかでも奏楽は、またいっそうのやりがいがあって楽しいのだろうな
生きていくからには辛さも楽しさもある
でも、辛さも楽しさも、今生きているから味わえること
「決して、決して後ろを振り返ってはいけないよ」
「古事記」のなかの、あの話は、
物質界に生きる、わたしたちへの教訓を密かに記したものではないのか
2011年はもういってしまった
わたしたちは2012年に生きている
わたしたちが今を生きることが、
過去に生きた人たちを生かすことに
つながると思う
わたしたちのひとりひとりが、今、ぶれてはいけないと思う
これは、ほとんど笑い話の域。
http://www.pnas.org/content/early/2012/01/02/1114999109.abstract
被験者はどの程度の演奏者なのか?デビューしたての駆け出しのプロ?
大ベテランのプロフェッショナル?
抄録だけでは、わかりませんが。。。
二重盲検を受けた被験者のレベル(芸術性という意味で)、大事だと思います。
笙はおいておいて、笛、篳篥のかたはよくおわかりかと思いますが、最初から鳴りすぎる楽器やリードはあまりよくないのです。
笙やピアノのように、音色がある程度完成されている楽器は、話が別ですが。
バイオリンにしても、、、確か諏訪内さんだったと思いますが(←出典要確認情報、伊藤の記憶やや曖昧)、やはり最高のストラディバリを手に入れられたものの、鳴らない、、、落胆されて、何ヶ月もほったらかしだったのが、しばらく振りに弾いてみて、ようやくそのよさがわかった、とか。
自分で音を作っていく楽器は、楽器にたよるか、楽器を自分の好みの音につくりあげるか、それは、やはり奏者の力量とか、趣味とか、あると思うんです。
楽器の「若鳴り」というのもありますしね。
大バイオリニストが二重盲検で、しかも1年ぐらい試した上で、わからなかった、となると、やや問題ですが(笑)。
ただ、ストラディバリの良さがhistorical biasというのは、、、科学者の、逆のbiasでしょう(笑)。
あるいは実験に使われたストラディバリがたまたまたよくなかったのかも。
ただ、「楽器が古いか、新しいか」も言い当てられなかった、というのは、気になるところです。
やはり、「オーディオシステム」の影響で、わたしたち人類の耳が変わってきてしまっているのかな、、、と思います。プロでさえも。
今月の東京での笙のお教室は
13日(金)から21日(土)までです。
ご見学などご希望のかたは、
for_solo_voice@nifty.com
まで、お名前と連絡がつく電話番号、ご住所をお書き添えの上、ご連絡ください。
お稽古詳細は
https://sho3ku.cocolog-nifty.com/blog/lesson.html
関西にいる間は、京都方面でもお稽古可能です。
どうぞよろしくお願いいたします。
3月12日、原発が爆発したとき、わたしは号泣した。
がくん、と何かがはずれたような気がした。
大好きな日本が、自然が、汚染されていく。
声をあげて、泣いた。
それ以後、暗くなるようなことは止めようと思った。
大好きな日本のすばらしいところ、楽しいことをとにかく、アピールしていこうと思った。
そしてしっかりとした活動を続けていくために、足場を作ろう、と思った。
奈良に、居を移した。
今年、1月1日の奏楽に、福島から越してこられたふたり、に(少なくとも)喜んでいただけた。
このことは、逆に、わたしの励みともなった。。。
笙の、雅楽の愉しみをたくさんのひとに伝えていくために。。。
感動する舞台、感動する演奏を模索していきたいと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。
1月1日にアップした記事を少し加筆・修正しました。
奏楽が終わったあと、若いカップルに「一緒に写真を撮っていただいてもいいですか」と声をかけていただきました。
にこにこと、感じのいい女の子。
「あ、どうぞどうぞ」と日の出を背景に「ぱしゃっ。。。」
「どちらからいらしたんですか?」
「宮崎です」
(あ、地元の人?)
「でも、去年引っ越してきたんです。。。」
「どちらから?(わたしと同じ関東だったりして。。)」
「福島です」
(私)「・・・」
一瞬、言葉を飲み込んでしまいました。
(私)「じゃあ、昨年は、大変でしたね」(月並みなことしか言えないなあ。。。)
「はい」
(なんとなく、いろいろな想いがよぎり、ふたりとも沈黙。。。)
そのあとは、宮崎は暑くて、去年の秋も、本当に暑くて暑くて大変だったとか、そんな他愛のないお話をしましたが、笙の音色はとても気にいってくださったみたいでした。
そう、笙の音は、なぜか若い女性に特に反応がよいのです。
いつも不思議に思います。
もちろん男性でも、惹かれる人はいらっしゃいますが。
きらきらとした音の響きを宝石やクリスタルのように感じてくれるのでしょう。
「きらきら」は女の子が「大好きなもの」ですから!
今年は、この「きらきら」にさらに「しっとり」した音色が加えられたら、、、と思っています。
演奏、楽器、録音方法などいろいろと探り続けてみたいです。
今年も前進、前進。
どうか昨年大変な想いをされた方々も、今年はどうか安らいだ年となりますように!!!
夜、帰宅しました。
伊丹空港についてから、奈良行きのリムジンバスを1時間近く待ち、、、
近鉄奈良駅についたときには、ややバス酔い☆
くらくら〜。
いただいたお年賀状(申し訳ございません、喪中につき、ことしは欠礼です。。。)、郵便物の整理、荷解き(空港で計ったら16キロもあった!!)、などなどでやや疲れが。。。
メールのご返信が遅くなってしまっている皆様、留守電にメッセージをいただいた皆様、明日にはご返事いたしますので、今しばし、お待ちを。。。
シェラトンの田中千鶴様、素晴らしい企画を組んでくださり、本当にいろいろとありがとうございました。宮崎のシェラトン、お世辞?抜きでとても居心地がよく、気に入ってしまいました。
おかげさまで、よい初仕事をスタートさせることができました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
晴れ女のパワー、健在でした!
数日前から宮崎市の1日のお天気、朝から雨マーク。
ホテルでは、ご来光に関したイベントがたくさん予定されていましたらか、皆さん、やや厳しい表情でした。
わたしは(んー、晴れ女だから、なんとかなるでしょう)、と、吞気♪
夜に小雨がちらついたそうですが、朝方は雲が厚いものの、雨模様ではなさそう。
予定されていた7時10分。
お日様は輝かしく照り映えてはいないものの、明るさがぐんぐんと増していきます。
シェラトンの43階からの眺めは、最高です。
樹海の延長に海岸線が遠くまで走っています。
あまりにも高いところにいるので、遠近感、距離感がなくなりますが、下を走る車があまりにも小さく見えるので、ぎょっとします。
「では、お願いします」の合図とともに、壱越調の調子を吹き始めました。
演奏と、お話は約20分でしたが、ご来場くださった皆様もお喜びくださったようでした。
そして20分、終わった頃に、ちょうどお日様が顔を出してくれたのです。。。
雲の加減で、輝くリングとダイヤモンドのようでした。
海には一筋の朝日の道。
すばらしくゴージャスな眺めで、わたしは控え室のほうから慌てて写真をとりました。
この風景は、わずか数分しか続かなかったのですが、幸せな「初日の出、初仕事」となりました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします!