10日月蝕
日本でも見られるらしいですね。月蝕。。。
天空界の地球参加型の見事なショーをお楽しみください♪
運気的にもいろいろと「事」が動くらしいです。わたしは占星術や陰陽道にはあまり詳しくありませんが。。。ただ、そういったものは叡智の結晶だと思うので、逆に軽々しく近づきたいとは思いません。。。
昔の、星の動きやら方位学を取り入れた都市づくりの知恵はやはり素晴らしかったのだと思います。
都市の方位それぞれに「四神」を置く発想。
ユングもフロイトも読みかじりのみで、正確に理解しているとはとても思えませんが(笑)、人間の意識のなかにそういったものを「置く」ことは、確かに機能していると思います。
人間が執り行っている、まじないや迷信のような「祭り」などは、確かに、ある「働き」を持っていると、、、感じています。
先日拝見した正倉院御物のなかに、十二支と八卦、四神を浮き彫りにして組み合わせた鏡があり、、、
これには、息を飲みました(ただ、八卦の配置には間違いがあるそう。。)
八卦、易経はジョン・ケージにも随分と深い影響を与えています。
この鏡はジョン・ケージさんにも見せてあげたかったな。。。
昔のかたがたの、世界観、それを芸術や政治、都市に反映させていくその感覚は、今の人間にとって、汲めどもつきない泉のように思えます。
今の雅楽が昔とまったく一緒だったはずはないのですが(すでに滅びているたくさんの楽器から推察しても)、その昔の感覚を推し量ることは、できるのでは。
わたしが新月と満月を気にするようになった理由のひとつに、染織家の志村ふくみさんの「藍は満月にむかって、たつ」という言葉があります。
藍染めは「たであい」を醗酵させることによって色を出しますが、満月に向かうときのほうが醗酵がうまく進み、色の出方がよいのだそうです。
などと、いろいろに妄想しながら(笑)、10日、晴れるとよいですね、、、
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