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2011年9月21日 (水)

星の輪(2)

久しぶりに五線譜から音を起こすという作業をしていますが、緻密な曲です。

一音一音、ものすごい説得力があって、あっけにとられます。

(作曲家のかたには申し訳ありませんが)笙の曲で、休符、意味のない書き方をされていることがとても多いのですが、一柳彗さんのこの曲は、休符がものすごく綿密に置かれていいます。

深淵な位置に。

雅楽の古典では、舞も曲も、作為的なことを受け付けないところがありますが、この曲も、そんな雰囲気があります。

宮田まゆみ先生のCDでの演奏は12分強。
かたや、Looさんの演奏では9分足らず。

この長さの曲で3分の差は非常に大きいのですが、どちらも、とても魅力的な演奏と感じています。

この曲をタイトル抜きで聴いていただいても、誰もが宇宙に関するタイトルを思い浮かべると思います。

でも、不思議と。。。

この曲を吹いていると、奈良の古い仏像の姿とか、屹立する青い竹林の風景などが浮かんでくるのです。

萩原朔太郎の「するどき青きもの、地面に生え」の世界です。

おそらく、シンセサイザーなどでこの曲を演奏するのは(ピュタゴラス音律で)、簡単かと思いますが、、、

やはり笙だから、このようなイメージが浮かぶのでしょうか。

前例があるのかどうかわかりませんが、、
香港で日本人が演奏するのは初めてかもしれません。
(前例がありましたら、不勉強でごめんなさい)。

わたしの演奏は日本人の音、がするのでしょうか。。。
(もちろん、あえてそうしようとは思っていませんが)。
それとも無国籍な感じに響くのでしょうか。。。

触れたことのない香港の空気。

楽しみです。。。


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