平蠻楽 (渡し物)
録音、何かなかったかな。。。
笛の音だけ聴いていると、笙とはそれほど違和感がないのに、篳篥が入るとおかしくなるところが数カ所。
元は平調だったらしいけれど、黄鐘調に渡した人はもしかしたら、笛の人?
「渡し物」は洋楽の「移調」とはまったくやることが異なる。
ただ、調によってはほぼ、洋楽の移調の感覚でもいける調もある(詳細説明は、そのうち。。。)。
そのように、簡単に「渡す」ことができない、調から調へ「渡す」際には、「アレンジャー」的才能が必要となり。。。
越殿楽三調に関しては、かなりの「才人」の、大変に優れた「お仕事」。
こんなことができるのは、今の世だったら、芝祐靖先生ぐらいだろうか。。。
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