昨日は、、、
大阪楽所さんの演奏会でした。
前々から一度聴きたいと思っていた演奏会です。
昔、多忠麿先生がご存命中に、なんどか大阪楽所のメンバーのかた数名とお仕事をさせていただいたことがあります。
また、忠麿先生と兼彦先生の模範演奏が聴ける。。。というので、1度は聴いてみたい、と思っていましたが、毎年果たせませんでした。
そうこうしているうちに忠麿先生が急逝され、、、
14、5年経ってから、ようやく想いがかなうとは、、、
人生、やはり、やりたいことはその瞬間瞬間にやらないといけません。
演奏も舞もとても雰囲気がよく、心から楽しむことができました。
またお客様の雰囲気も大変よく。。。
雅楽の愛好家の層の厚さを感じました。
演目は、黄鐘調の平蛮楽、鳥(の急)。
平蛮楽の管絃なんて、初めて聴いたかもしれません。。。
鳥の急も原曲の旋律を頭のなかで巡らせていると、またおもしろいです。
両方とも、久々に聴きました。
マニアックな選曲です。
アナウンスでは「今回はわたしどもも初心に返って、オーソドックスな選曲に戻り」とおっしゃっていましたが、、、
平蛮楽でオーソドックスですか。。。
後半舞楽は管方の多さに圧倒されました!
総勢、40名以上?それが左右に分かれて奏楽するのですから、壮観、です。
幕が空いたときは、思わず、華やかさに目を奪われました。
音のステレオ効果もありますし(笑)。
万歳楽、とてもよかったです。足運び、拍子の受け方。
手慣れた雰囲気でした。
皇仁庭も、難しい面舞で、左右入れ違いになるなど、位置取りも非常に難しそうな曲を、なんなくこなされていました。
とてもいい勉強をさせていただきました。。。
わくわくしながら、帰宅して。。。
帰宅途中、電車を乗り間違え、、、
もしもし、、、急行は西ノ京には止まりません。。。(ノ_-。)
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