唱歌の重要性
「楽器を20分吹くのなら、唱歌は2時間歌いなさい」
これは多忠麿先生にも宮田まゆみ先生にも言われた言葉です。
笙をお教えしていると、唱歌を面倒がったり、吹けば正しい音がでる笙で、なぜ唱歌を歌わなければいけないのか、と疑問に思う人もいらっしゃいます。
でも、笙は(も)、「唱歌」なのです。
合奏は「心」で合わせていきます。指揮者がいない、とはよく言われることですが、相手の気持ちや動向を察していく際には、唱歌が要となります。
そして、雅楽だけでなく、音楽の要は「ウタ」です。。。
ジャズのドラムスなどでも、すごい人は、歌っています。。。
ポール・モチアンを生で聴いたとき、感動しました。
歌ってる。。。
芝祐靖先生の御神楽の講座を受講したときに、ある日のタイトルが「雅楽は歌が支配する?」というもので、「得たり」とにんまり。
だいぶ融通を利かせてはいますが、わたしのお稽古場では唱歌はきちっとお教えしています。
録音は、オーケーです、といいますか、必ず録っていただいています。。。
笙を長く楽しんでいただくためにも、唱歌はしっかり勉強してください。。。
「笙の教室のご案内」カテゴリの記事
- 今年最後の東京教室も終わりました(2020.12.22)
- 別の管楽器のクセ!?(2020.02.25)
- JEUGIAミュージックサロン京都駅 ひと枠空きました(2019.12.12)
- その瞬間に集中して(2019.07.09)
- JEUGIAミュージックサロンで空きができそうです(2018.12.13)
コメント