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2011年5月10日 (火)

唱歌の重要性

「楽器を20分吹くのなら、唱歌は2時間歌いなさい」
これは多忠麿先生にも宮田まゆみ先生にも言われた言葉です。

笙をお教えしていると、唱歌を面倒がったり、吹けば正しい音がでる笙で、なぜ唱歌を歌わなければいけないのか、と疑問に思う人もいらっしゃいます。

でも、笙は(も)、「唱歌」なのです。

合奏は「心」で合わせていきます。指揮者がいない、とはよく言われることですが、相手の気持ちや動向を察していく際には、唱歌が要となります。

そして、雅楽だけでなく、音楽の要は「ウタ」です。。。

ジャズのドラムスなどでも、すごい人は、歌っています。。。
ポール・モチアンを生で聴いたとき、感動しました。

歌ってる。。。

芝祐靖先生の御神楽の講座を受講したときに、ある日のタイトルが「雅楽は歌が支配する?」というもので、「得たり」とにんまり。

だいぶ融通を利かせてはいますが、わたしのお稽古場では唱歌はきちっとお教えしています。

録音は、オーケーです、といいますか、必ず録っていただいています。。。

笙を長く楽しんでいただくためにも、唱歌はしっかり勉強してください。。。


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