おススメです! 徳川美術館
せっかく名古屋にも来たので、前から行ってみたかった、徳川美術館へ。
源氏物語絵巻で有名ですが、ホンモノは見られません、ご注意ください。。。
私立美術館ですので、もう少し小規模の美術館かと思っていましたが、、、
おみそれいたしました、徳川様・・・
まず、庭園がすばらしいです。
正確にいいますと、徳川園という庭園のなかに、徳川美術館があります。
自然の渓谷を模したような道を通って、美術館建物へたどり着きます。
設計がおもしろくて、、、大曽根口から入ると、順路をたどっているうちに、ぐるりと、自分が通って来た道を見下ろすような形の橋を通って、美術館にたどり着く趣向です。
凝っているなあ。。。
今回は午後にアポがあり、ゆっくり見られなかったのが残念ですが、中には滝まであって、、、こういった自然の風景を模倣する庭園の作りって、やはり日本独特のもの、なのでしょうね。。。
収蔵品も、すばらしかったのですが。。。
昔の政治家って、知的にも、そしておそらく人間的にもすばらしかったのですねえ。。。
幼少の頃から、トップになるべく育てられ、書や武芸を嗜み、人として、民を導くものとしての王道、帝王学を叩き込まれ。。。
こういう、超エリートは育てられるべき、、、と、今の政治家の「とほほ」振りと比べつつ、感じました。。。
徳川の世が300年も続き(それは、その時代を生きた人たちには、またそれなりのご苦労があったとはいえ。。。)、武家、公家から庶民にいたるまで、高い文化を享受することができたのは、やはり、すばらしいトップに恵まれ、平安な時代が長く続いたから、と思います。
ああ、黒船が来なければ。。。
とにかく、徳川美術館、おススメします。。。
とても気に入ってしまいました、また行きたいです。
美術品も、すばらしいものが出ていました。
(今回は武具関係のものが多かったのですが、、、ご存知でしょうか?刀の装飾品類ってすばらしく繊細できれいなものが多いですよ。。。女性だったら、アクセサリーにしたいようなものまで)
雅楽関係の展示品がほとんどなかったのが残念ですが。。。(琵琶、箏のたぐいは、わずかに展示されていました)。
「武家」というと、何か勇ましい感じですが、隠された優美な美学を堪能できます。。。
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