雅楽の関係者は、、、
「天然」な人が多いです、いえ、自分がそうだから、言う訳ではなく![]()
大変な名管の笙を、楽器ケースにもいれず、スポーツバックに押し込んで運ぼうとしたというかたとか、、、
ああ、そういえば、、、
往年の篳篥の大名人の博先生は、お若いときに「篳篥の管には、灰をかけるとよい」とお聞きになって、さっそく、火鉢の灰のなかに埋めておかれたたそうです。
ところが。。。
「あとで探したら、ねえんだよな〜、これが」(ばりばりの江戸弁の先生でした!)
うっかり、燃やしてしまわれたそうです。。。( Д) ゚ ゚
典型的な貴相、法眼の、普段はきりりとした恐い先生でしたが、、、
このお話を伺ったときは、さすがにわたしも笑い出してしまいました。
楽師の先生方も、普段はばりっとされていらっしゃいますが、どこか、のんびりされているといいますか。おおらかで、おだやか、ぎすぎすしていない。
「宮内庁スマイル」と密かにお呼びしておりますが(笑)、気さくで、紳士的、そして明るいかたが多いです。
やはり「お公家さん文化」的です。
そして「大陸的な」文化の継承者ですから。。。
こういった良さは、「元気がない」と言われている日本に、取り戻したいです。。。
ただし、普段のお稽古は厳しいです。。。![]()
「essay」カテゴリの記事
- 盟友の死を悼むーーー佐々木冬彦さんの訃報に接して①(2020.12.16)
- めぐり(2013.11.13)
- 近鉄線の不思議と楽しさ(2013.10.31)


















