本日、12月5日は、
実は多忠麿先生のお誕生日なのです。
今日は、小日向の本法寺さまで執り行われました結婚式で、笙を奏楽させていただきました。仏式によるご結婚の儀で笙を奏させていただいたのは、初めてのことです。
神式ともまた違った風情の雰囲気で、とてもいいものでした。
本法寺様はお庭も丹精されていて、都心のお寺とは思えないほど、心落ち着く場所です。
ご住職様と奥様のお人柄が漂っているからでしょうか。
今日は、本当に、気持ちよく笙が吹けたのです。
音を出すときの場の影響は大きいです。
ご依頼をありがたく思いました。
お天気もよく、昨日から風邪気味だったのですが、帰りはてくてくと歩いて帰ってきました。
多先生、生きていらっしゃれば、77歳、どんなお仕事をされていたのかな。。。
ただ、不思議と、最後のCD「古代歌謡の世界」は、確かに先生のお仕事の「頂点」のように思えます。
頂点、というよりは「到達点」でしょうか。
このCDがひとつの「区切り」といいますか。。。
もちろん、まだまだ「これから」という想いは、お持ちだったと思うのですが、やはり人間は自分で組んだ「プラン」に沿って、人生を歩んでいるのかな、と思います。
亡くなられる日の当日も、「仕事に行くから、車を出して」と、もう車椅子でしか移動できなくなっていたお体で、いつもお供をしていた生徒3名をおよびになり、車で移動中に、容態が急変、そのまま病院へ直行、天へと旅だっていかれました。
ちょうどそのとき、先生の大親友だったかたの家のコンセントが、何の前触れも原因もなく、突然、火を噴いたのだそうです。
いかにも先生らしい、、、と、今でも思います。
今日は先生の「ご生誕77年祭」、ひとり、勝手に(?)祝おうと思います
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