自分の人生を振り返ってみると
わたしの特質として「応援する」ということがあります。
なぜだかわかりませんが、「この人いいな」「この人の活動、すてきだな」と思うと、無性に、応援したくなるのです。
人だけでなく、「この団体の運動はすばらしい」「この企業、いいよね」と、組織に対してもエールを送ることがあります。
しかも、何もかも振り捨てて、応援したくなる。
無償の愛?
わたしの初の作品「祈りの海へ・・・」は、まず、ホスピス「きぼうのいえ」への応援、そして江原啓之さんへの応援、ということがありました。
笙の響きをたくさんの、まだ笙も雅楽も、聞いたことがない人たちにお届けしたい、という気持ちに加えて。
で、火がついちゃった活動です。
また、コンセプトしては、「がんばりすぎて疲れちゃっている、現代の若い女性に、笙の優しい音色をお届けしたい」ということがありした。
若い女性たちへのエール(あ、もちろん、50歳でも、90歳でも、100歳でも、気持ちが若い女性は若いのですよ〜)。
何事にも、真摯であろうとするあまり、疲れちゃっている人たちへ。。。
笙で、エールを届けたい。。。
そういう気持ちでいるときって、疲れませんし、またたくさんの人たちがサポートしてくださるんですよね。
こちらは「本気」ですから。。。
そして、またぼつぼつ「応援」魔の気持ちが。。。
いずこに向かいますか。。。
考えてみると高校生のときに、深夜に工場でアルバイトをして、「ワルシャワの『連帯』に義援金を!」と、お金を送っていた人ですから。。。
(高橋悠治さんの「水牛楽団」を通して、でしたが。。。)
正直にいって、あのころの世界の情勢とか、ワレサ議長のこと、連帯のこと、きちんと理解していた訳ではありません。
ただ、「何かを、応援したい、世界のお役に立ちたい」という気持ちが、高校生の頃から非常に強かったのは、事実なのです。
その頃は当然、芸大受験を目指していましたが、いつも悩んでいました。
高橋悠治さんの影響もあって、「クラシック音楽を専門的に勉強することで、世界と自分が乖離してしまうのでは?」という悩み。
「自分だけの、美しい世界」に、没入することが、わたしはできなかったのです。
その頃から、今の活動の萌芽はあった訳ですね。。。
でも、最終的には、わたしは今、「雅楽」を応援しています。。。
誰かを応援したい、と思っても、それは根っこで雅楽、そして笙につながっています。。。
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